当方はfidata(NAS)と無線LAN子機(WLI-UTX-AG300/C)との間で使用しました。これを入れたのは無線LAN子機の直前です。なお、既にこの間にLANアイソレーターを2つ使用していますし、fidataにはLANアイソレーターが内蔵されています。そもそも一般的な製品のLANポートにはLANアイソレーターが内蔵されています。更に、無線LAN子機の電源はトランス式電源で供給しています。
既にノイズ対策をしている環境でこの製品を入れて効果があるのかと導入を躊躇していました。価格的なことも要因の一つです。たかがLANアイソレータにこの価格ですよ。。。
それでも効果があるのがオーディオの面白いところであり怖いところです。
部品(パスコンと推測)の定数や部品配置が効いているのかもしれません。時間帯や曜日によって感じられた奥行は拡がりの減退感が明らかになくなっています。この手の製品は効果を感じられないものも多いのですが、これはアタリです。
当商品のサイトより抜粋)この手の製品は内部構造を公開していないものが多いです。自信の表れでしょうか。
中身はLANアイソレーター+パスコンではないかと推測されます。こんなもの自分で安く作れそうじゃないか! というつぶやきが聞こえてきそうです。しかしながら、これを考え、テストを繰り返し、効果を認め製品化したということに対して対価を支払うのです。単に部品を並べただけでは同じ効果とならない可能性もあります。
【基本的なこと】
- オーディオ機器で使用しているコンセントにはオーディオ機器以外は接続しない。
- パソコン、スマホ充電器などのオーディオ的に考慮のされていないスイッチング電源にはACラインフィルターを入れる。
- ACラインフィルターはオーディオ機器には使用しない(ほうが良い)。音の変化の度合いが大きすぎます。
ACラインフィルター)コトヴェール SFU-005-3P ちょっと高価ですが確かな製品です。5Aまでしか使えないので注意。現在入手できるのは市場在庫のみのようです。