無線とピュアオーディオ JN1NBU

無線とピュアオーディオ JN1NBU

2015年11月に再開局しました。25年間のブランクがあります。ピュアオーディオは私の中では「あがり」と考えていますが新製品が発売となるとつい気になってしまいます。沼とならないよう自制するのが大変です。

DELA N1Z/3 S20に接続している無線LAN子機ノイズ対策

DELA N1Z/3 S20をタブレットで操作したり、PCでリッピングしたデータを転送するためには宅内LANに接続する必要があります。後者はUSBディスク経由で行えば宅内LANへの接続は必須ではありませんが、タブレットで演奏するアルバムを選択するのは必須ですので宅内LANへの参加は必要となります。

オーディオ機器を設置してある部屋にはルーターはありませんので、バッファロー無線LAN子機 WLI-UTX-AG300/Cを使用してWiFi接続しています。無線LAN子機はUSB端子から電源を取る形態となっていますが、ノイズ対策からDELAのUSBポートは使用せずにリニア電源(トランス式電源)を使用しています。リニア電源と無線LAN子機はオーディオラック内に設置していましたが、更なるノイズ対策として以下を実施しました。

  • オーディオラックではなく、別のラックに設置
  • リニア電源の電源はオーディオ用とは別の電源タップから取得し、コトヴェール ノイズ・雷サージプロテクタ SFU-005-3Pを入れる

なお、LANケーブルには以前このブログでも書いたとおり、iFi audio LAN iSilencerとLANアイソレータ 2台を直列にいれています。コトヴェールのフィルターは10数年以上前に流行りましたが、オーディオ機器に入れると一見良くなったような気がしますが、しばらくすると音楽のエッセンスが削がれたような気がしたため外していました。しかしながら今回のような用途には問題なく使用できます。写真のとおりかなり外見がくたびれてきました。経年変化も心配ですので、新品に置き換えてもいいのかもしれません。まだ販売されているのには驚きました。ロングセラー商品ですね。

実際の音がどうなったのかはよくわかりません。良くない影響が発生する可能性を抑えられたと考えることにしています。

LANケーブルはこの部分は音楽信号が通らないため、オーディオ用ではなくELECOMのCat6準拠LANケーブル(やわらか)を使っています。取り回しが良く使いやすいです。価格もリーズナブルです。

NOSモードを活かすために開発されたSOULNOTE D-2。確かにそのとおりです。FIRフィルターを使った再生もできますが、これはNOSモードの素晴らしさを比較確認するために存在するものです。実際に聴き比べてみるとNOSモードの優位性は明らかです。

そんなSOULNOTE D-2ですが、DSDの再生ではNOSモードを使用することはできません。しかしながら、DSDの再生も素晴らしいです。DSD再生の際はセレクタースイッチで一旦USB以外にしてから手動でNOSモードからFIRモードに切り替えないと、回避モードに入ってしまい本来のDSDの音質とはならないという仕様ですので切り替えは少し面倒です。メーカーにて有償でファームウェアのアップグレードをしてもらえば自動切換えできるようになりますが、往復送料を加えると4万円程かかりますのでそこまでするまでもないと考えています。以前のように無償でファームウェアの提供をいただけるとありがたいのですが開発費用を回収するためにやむを得ないのでしょう。