無線とピュアオーディオ JN1NBU

無線とピュアオーディオ JN1NBU

2015年11月に再開局しました。25年間のブランクがあります。ピュアオーディオは私の中では「あがり」と考えていますが新製品が発売となるとつい気になってしまいます。沼とならないよう自制するのが大変です。

fidataの電源ケーブルをSAEC AC-3000で作成 / 付属ケーブルが良いです(やっぱりね)

先日、オヤイデ電気でSAEC AC-3000を2m購入しました。

プラグはアメリカン電機7112GN、コネクターオヤイデ電気C-029を使用します。いずれも真鍮無メッキになります。C-029は使いまわしです。

アメリカン電機7112GNにケーブルをねじ止めするためには、圧着端子が必要です。今回のケーブルは2SQですのでR2-4が適合します。圧着工具をお持ちでない場合は、圧着端子なしでケーブルねじ止めができる電源プラグを選定する必要があります。

 

30分程で完成です。早速fidata付属のケーブルと交換し、そのまま一晩エージングのため、fidataの電源を入れ放置します。

翌朝、リファレンス音源で確認しました。当ケーブルの特徴である「レンジが拡がり、抜け感が向上」しています。なお、変化の度合いは少なめです。

しかしながら、いろいろな音源で確認すると、違和感があります。

fidata付属のケーブルに戻して確認すると、SAEC AC-3000では「音の厚みと柔らかさ」が減退していることに気づきました。これは一番譲れないポイントであり、fidataを使い続けている理由の一つでもあります。SoundgenicやPCでは当方は実現できませんでした。

付属のケーブルは導体はOFCでプラグは金メッキです。SAEC AC-3000も金メッキのプラグに交換すると良いのかもしれませんが確証が持てません。

結局、fidataについては付属の電源ケーブルに戻しました。以前も同じことを書きましたが、オーディオ製品は付属の電源ケーブルで音合わせをしているということです。

既にRME ADI-2 DAC fsのトランス式電源(アナログ電源)の電源ケーブルとしてSAEC AC-3000を使用していますので、他の機器のケーブルもSAEC AC-3000に変更するとその特徴が多くあらわれてしまい、許容できないクセとなってしまうのかもしれません。

なお、機器に直接接続されていない電源タップで使用する場合はケーブルの特徴の効き目(効果や影響)は少なめに出ますので、今回購入したSAEC AC-3000は電源タップ用として流用することになります。

現在、アンプとデジタル系で電源タップを分けていますが、更に電源タップを分けることも検討しています。