アマチュア無線 JN1NBU

無線とピュアオーディオ JN1NBU

無線とピュアオーディオの試行錯誤の記録です。製品の評価は時間と共に変わることもあり、その場合は記事の内容を修正しております。

Acoustic Revive R-AU1-PLエージング完了 / fidata HFAS1-S20 電源コードを付属品に戻す

【2021.4.30 追記】fidataの付属品の電源コードはエージングが進むにつれて高域にモヤモヤ感を感じるようになります。SAEC AC-3000に戻しました。

Acoustic Revive R-AU1-PLのエージング状況です。70時間ほど連続再生しつづけました。使用時間50時間を超えたあたりから、徐々に音の硬さが取れてきました。ナチュラルな感じなので良くなっているのか気になり、もともと使用していたOYAIDE d+USB class A rev2に戻して確認しましたが、レンジ感、密度感、音のツヤなど、Acoustic Revive R-AU1-PLにはかないません。これは良い選択でした。

もうエージングは終わったと判断し、連続再生は終了としました。

しかしながら、ブラシワークのシャリシャリ音にひずみを感じます。OYAIDE d+USB class A rev2に戻してもひずみ感があります。切り分けのため、fidata - 無線LAN子機間のLAN配線を一時的に外しても収まりません。

次の被疑箇所はfidataの電源コードで使用しているSAEC AC-3000です。これはアメリカン電機のプラグを使って自作したものです。

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これを、fidata付属の電源コードと交換しました。付属の電源コードもきちんと極性管理されています。三角マークがニュートラル(N)です。

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エージングしていないにも関わらず実にスムーズです。ブラシワークのひずみ感もありません。ピュアオーディオ製品は電源コードも含め極めてギリギリのバランスを狙って音合わせしているという事実に改めて気づかされました。このブログでも「電源コードは付属品を使うべき」と主張していますが、まったくそのとおりの結末です。お恥ずかしい限りです。SAECのAC-3000はスムーズでクセのない電源コードで使いやすいのですが、だからといって、機器付属の電源コードと交換して必ずしも良い結果となるわけではないということです。もちろん、良い結果となる場合もあると考えています。

Acoustic Revive R-AU1-PLとOYAIDE d+USB class A rev2の決定的な差が分かるのは、以下のアルバムの4曲目以降です。丁寧なシンバルのブラシワークが入るのですが、この表現が違いすぎます。Acoustic Revive R-AU1-PLではよくわかるブラシワークが、OYAIDE d+USB class A rev2では一本調子であり、うるさいノイズのように聴こえます。

The Summer Knows / Art Farmer) 素敵なアルバム・ジャケットです。内容も素敵です。

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上原ひろみも聴いてみます。凄まじい量の低音であるがスピード感が高い(というか合っている)ため、音が飽和することなく空間を満たします。このアルバム、当方のシステムでは再生が難しかったのですが、ようやく気持ちよく聴けるようになりました。

上原ひろみ / Alive ) 数年前にパナソニックセンターで一人試聴したRシリーズの実在感を超えていると思います!

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Acoustic Revive R-AU1-PLはとにかくエージングに時間のかかるケーブルです。聴き始めは、素晴らしい音質であるが、ややドンシャリかつ音が硬いのですが、徐々にバランスよく落ち着いてきます。エージングにより硬い感じが改善しない場合は売却を考えていました。いろいろ試したいケーブル候補はありますので、気に入らない場合、固執する必要はありません。人生は短いです。でも、直ぐに判断しなくて良かったです。

エージング完了後も音は硬めではあるのですが、全体のバランスが落ち着いてくることにより、「とても硬い」->「やや硬い」->「いわれてみれば硬いかな」となってきます。私はとても気に入っていますが、柔らかい音を求める方は違う製品が良いと思います。

この価格でこの性能。他社のケーブルと比較してもバーゲン価格です。

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