無線とピュアオーディオ JN1NBU

無線とピュアオーディオ JN1NBU

2015年11月に再開局しました。25年間のブランクがあります。ピュアオーディオは私の中では「あがり」と考えていますが新製品が発売となるとつい気になってしまいます。沼とならないよう自制するのが大変です。

Hi-Q-5 HF スクリュードライバーアンテナ 修理後は快調

圧縮コイルばねを交換後に各バンドで運用しています。調子よく動いています。

バネ係数は強すぎるとコイルの摩耗やケースの破損を招く可能性がありますので適切なものを選択することが重要です。

このアンテナのコイル部分は強度のあるポリカーボネート樹脂なので風などで崩壊する可能性は少ないのですが、金属部分よりは強度が落ちると思います。万が一破損した場合に備え、コイル部分をまたがる形で落下防止用のロープを付けようと考えています。コイル上部と下部の金属製キャップのところにロープを渡すのですが、コイル上部の金属製キャップは高温となるため、ロープの耐熱性が要求されます。また、高周波を通さないものでないといけません。アラミド繊維(ケブラー繊維)が良いのですが、耐候性が低いようです。何が良いのか少し考えてみます。

アラミド繊維のロープの例)

見つけました。これがよさそうです。早速調達します。

emma kites ブラック テクノーラ ブレードライン コード アラミド繊維

ポリウレタンコーティングにより耐候性と耐摩耗性を向上させています。コーティングですので耐候性については永久的な効果は期待できませんが、2~3年ごとに交換すれば大丈夫でしょう。1本ではなく複数本使えばより安心です。長さは9.5mもありますので、どんどん交換すれば良いのです。

私がこのアンテナにこだわる理由はベランダに設置するアンテナで160mや80mで満足なパフォーマンスを出せる数少ないアンテナの一つだからです。

  • 使用する周波数で完全に同調(共振)させることができる
  • ローバンドでFT8の200W連続運用に耐えることができる

40mバンド以上限定であれば他の選択肢もあると考えています。例えば、既に廃業してしまったミニマルチのAPAシリーズや、かなり大きくなってしまいますが、クリエート・デザインの730V-1の片側エレメントのみを流用したものなどです。ATUではFT8の200W運用に耐えるものは、先日、生産終了の発表がされたMFJのMFJ-998RT(1.5KW PEP)が選択肢となります。