160mバンドは外せません!!
先週末にスクリュードライバーアンテナからキャパシティハットを取り外して80m~10m対応としました。12mと10mについてもアンテナチューナーなしで運用できるようになりましたが、当然ですが、20m以下のパフォーマンスがイマイチになりました。160mに出られなくなったもの心配事の1つとなりました。
ということで取り外したキャパシティハットを再度使うことにしました。
これで160m~15mまで運用できるアンテナとなりました。
気になる12mと10mですが、これはアンテナチューナーを使用して運用することになります。昨日/今朝とも12m、10mをアンテナチューナーを使用してこのアンテナで運用してみました。なんとかなるようです。結局はコンディション次第ということです。
今日はこれからシャントコイルのタップの位置を再調整することにします。
最適値は以下の通りとなりました。
- 160m~80m 18回
- 40m 8回
- 30m~10m 6回
40mのSWRは8回巻で1.1以下、18回巻で1.4ですので、実用的にはタップの位置は18回と6回の2か所でも運用可能です。アンテナチューナーを併用すればいいのです。
HI-Q ピラニア 5/80R) カタログでは80mバンドまでとなっていますが、キャパシティハットをつけると160mバンドでも使えます。予備としてHI-Q ピラニア 4/80も手元にあります。80m以下ではコイル径の大きい5/80Rの方が4/80よりもパフォーマンスが良いような気がします。ベランダで使えるアンテナとしては最適解の1つだと考えています。オプション部品の価格が高めですが、インチねじや特殊なねじを切っていたりするので純正品を使うことをおすすめします。耐電力は1,500W PEPです。FT8でフルパワー運用しても、まったく問題ありません。
160mや80mでは超短縮アンテナのため輻射効率はよろしくありません。160mは近場以外はFT8頼みですが、80mや40mではCWでペディションのパイルを抜けたりできています。ベランダからの振り出し角度は水平と45度程度の角度をつける場合の2ケースを比較的長い期間試しましたが、私の環境では45度程度の角度をつけた方が送信、受信とも良い結果が得られています。マンションの建物をうまく効率的に利用できているのかもしれません。
FT8のみではなく、CWでも成果がでています。ローバンドも十分に楽しめます。160mや80mもベランダアンテナでここまでできるのです。