無線とピュアオーディオ JN1NBU

無線とピュアオーディオ JN1NBU

2015年11月に再開局しました。25年間のブランクがあります。ピュアオーディオは私の中では「あがり」と考えていますが新製品が発売となるとつい気になってしまいます。沼とならないよう自制するのが大変です。

Vienna Acoustics Beethoven Baby Grand T-3GBで聴くNightbird / Eva Cassidy

2010年9月にこのスピーカーに出会ってから機器は買い替えてきましたが、このスピーカーだけは買い替える気が全くしません。必ずしも原音に忠実ではないのですが、音楽が聞こえてきます。人の声はリアルで楽器は大いに歌います。オーディオのセオリーからするとスピーカーには多くの予算を費やすべきです。しかしながら金額的には全く釣り合っていません。でも、これがいいのです。

Eva Cassidyさんの最期のライブアルバムを聴いています。手を伸ばせば、そこにはEva Cassidyさんがいます。オーディエンスとの一体感が素晴らしいです。

使用上の留意点としては、とにかく低音がでますので、床面を補強しないと床が共振して音楽になりません。床面が強固でない場合はオーディオボードを敷く必要があります。オーディオボードはKRIPTON AB-2000を使用しています。あまり大きな音はださないのでこれで足りていますが、大きめの音で聞かれる方は、もっと強固なものが必要となると考えています。

アンプはプリメインでも鳴らせます。以前使用していたアキュフェーズのプリメインE-407、E-450、E-650のいずれでも問題ありませんでした。しかしながらセパレートにすると更に広大な空間が拡がります。低音域の歯切れが良くなり、リズムを刻むようになります。ベースラインがわかりやすくなります。これが本来の実力なのでしょう。実はアンプに対する要件は厳しいのかもしれません。