結論はわかりきっていることかもしれませんが以下を試しました。
1.はこれだけ聴いていると「どこがいけないの」という感じで、欠点は見当たりません。制作現場で使っているパワードSPはこんな感じなのでしょうか。
ところが2.を聴いてしまうと、こちらの圧勝です。拡がり、奥行、高さ、静けさ、躍動感、つや、響きが全然違います。1.の音が正しく、2.はプリアンプがこれらの要素を付け加えているということになりますが、その味付けが絶妙なのです。制作現場では味付けのない1.でマスタリングする必要がありますが、リスナーは好きに味付けして聴けばよいのです。
断捨離をする場合、気に入っているプリアンプがあるのであればそれは絶対に断捨離してはいけないという思いが強くなりました。アキュフェーズだとプリメインのE-800やE-5000へ更改して断捨離となるのでしょうが、プリアンプ部分の味付け好みにあうかどうかですね。E-800やE-5000のプリアンプ部分は優秀とのことですので、これらへのダウンサイジングが多い理由もうなづけます。
ピュアオーディオを趣味にしていると、さまざまな機器の組み合わせ、ケーブル類の選択、アクセサリーなど興味がつきません。しかしながらやりすぎると特定の分野の曲しか楽しめなくなります。皆様が普通に聴く曲が正しいバランスで鳴り、感動できることが重要です。
THIS IS ME ~絢香 10th anniversary BEST~
初恋 / 宇多田ヒカル