【2022.9.24 追記】E-650の評価は今でも変わりません。良いアンプです。C-3850+P-7300との絶対的な違いはスピード感と押し出し感、そして躍動感です。これは譲れないポイントです。
2018年3月31日にわが家にアキュフェーズ E-650が着弾しました。もう2年以上使用していることになります。
最近、アキュフェーズのプリメインアンプの最高峰であるE-800や同社のセパレートアンプとか気になりますが、私のアンプ遍歴の中ではE-650は最も気に入っています。
このアンプ、電源を入れてから30分程は本調子になりません。具体的には音楽に芯が入りません。毎回聴き始めの30分は「売却」の文字が頭をよぎります。この30分を我慢すると本領発揮です。
- 私が使用した歴代のアキュフェーズのプリメインではみられなかった圧倒的な音の厚み。
- 低音がポンポンと軽く出る! 聴いていて気持ちがいい。
- 音の浸透力が素晴らしい。いつまでも聴いていたくなる。
- コロコロ転がるピアノ。突き抜けるトランペット。全身に染み渡るサックス。ドスンとくるドラム。
プリメインアンプはプリアンプ部分に力が入っていないといわれます。試しにRME ADI-2 DACの出力をプリアンプ部をスキップしパワーアンプとしてE-650を使ってみると、音の浸透力が激減します。だからといってプリアンプ部分が素晴らしいかどうかは判断できませんが、E-650はプリメインとして完成された製品だと判断できます。
この先はE-800ではなく、セパレートアンプなのでしょう。知人からはまずはプリアンプの購入を薦められています。個人的には別のスピーカーも試してみたいです。現在のスピーカー(Vienna Acoustics T-3GB)は大変気に入っているため、買い増しをしたいのですが、設置スペースの確保が難しいです。セパレートアンプの方が場所の確保は容易です。
Accuphase E-650) わが相棒。きりのない置き換えへの誘惑から卒業したいところです。