RME ADI-2 DACにはデジタルボリュームがついています。このDACに直接ヘッドフォンを接続する場合はこのボリュームで音量を変更します。このボリュームはラインアウトに対しても有効です。そうすると試してみたくなるのは、プリメインアンプのプリアンプ部分をパイパスし、パワーアンプへの直接入力です。なんだか、ダイレクト感が出そうな期待感があります。
Accuphase E-650 背面の「MAIN IN(LINE)」にRME ADI-2 DACのラインアウトからのRCAケーブルを接続します。
RME ADI-2 DACのボリュームを-60dB程度に下げておかないと爆音となり、かつスピーカーを壊すことになりますので要注意ポイントです。プリアンプ経由で接続する場合は+10dBですので、本当に要注意です。
早速、試聴です。なかなかいい感じです。プリアンプ部分がいらないのであれば、E-650を売却して1つ上のグレードのパワーアンプであるP-7300とかA-75とか買ってもいいかな。とか妄想して聴き続けます。しかし、何かが足りないです。
Accuphase P-7300 パワーアンプ)どんなスピーカーでもねじ伏せてくれそうです。
プリアンプという能動素子を入れるとS/Nに対しては理論上は不利となるのですが、実際は不思議なことにプリアンプを入れないとS/Nが足りないように聴こえます。奥行きや拡がり、音楽のタメも減少しています。これはダメですね。E-650のプリアンプ部分が優秀ということと、プリアンプの重要性を再認識させられました。プリメインアンプから次のフェーズに行くためには、セオリーどおり、パワーアンプの更新ではなく、良いプリアンプを入手することであることを改めて理解させられました。
これはまずいなぁ。どこか1か所でも変えると以下の無限地獄のスタートです。どれか1つだけで終わりません。
- プリアンプ 100万円over
- メインアンプ 100万円over
- スピーカー 100万円over
DACはたぶん大丈夫。。。
最近、「アナログ(レコード)やらないの?」って言われました。困りました。悪魔のささやきです。「トーレンスのプレーヤーを買ってxxx工房にてレストアするといいよ」とか言われました。確かにアナログは魅力的な音がします。ここから先はオーディオ無限地獄の始まりです。かろうじて現状で留まっています。
THORESN TD-124)当然これだけじゃ音は鳴りません。これも100万円コースじゃん。
車を趣味にされている方からすれば、きっと安上がりで可愛いものなんでしょうね。
Steamin With the Miles Davis Quintet)マイルス最高。本日はこれからスタート。