無線とピュアオーディオ JN1NBU

無線とピュアオーディオ JN1NBU

2015年11月に再開局しました。25年間のブランクがあります。ピュアオーディオは私の中では「あがり」と考えていますが新製品が発売となるとつい気になってしまいます。沼とならないよう自制するのが大変です。

Accuphase C-2300 と試聴の大切さ / オーディオ小休止

Accuphase C-2300のショップでの試聴会が盛んです。私は購入する意図のないものをショップで試聴することは不誠実と考えていますのでショップの試聴会に参加することはないです。

先日、購入を考えている知人がショップで試聴してきましたので感想を聞きました。知人はMark Levinson 326Sと533Hを使用しています。

  • 試聴環境はAccuphase C-2300、A75、B&W 802D3
  • 所有されているMark Levinson 326Sは色付けが少なく鮮度の高い音であるが、C-2300はもう少し鮮度を上げた音であり好みである。
  • 4バンドのトーンコントロールを使用すると空間がわずかに狭くなるが、ソースによっては積極的に活用できそうである。
  • 326Sから明確な差があるわけではないのでどうしても欲しいというわけではない。以前試聴したC-3850のように明らかに欲しいということにはならなかった。

Mark Levinson 326Sよりも良いということですので、当時の326Sの価格を考慮するとAccuphase C-2300は買いであるということが感じられました。

しかしながら、既にセパレートをお持ちの方が明確なグレードアップを狙うのであれば、C-2900やC-3900を視野にいれるべきだとも感じました。

 

知人はさらに別のお客様が別室で試聴されていたAccuphase E-4000(プリメイン)とHL Compact(恐らく初期バージョン)の組み合わせを聴いて、そのバランスの良さに心を動かされたともいっていました。HL Compact(20cmのユニット)はE-4000で十分にドライブでき、これ以上のものはいらないだろうということです。スピーカーはそのお客様が持ち込んだものかもしれませんね。ともおっしゃっていました。

 

試聴では全てが分かるわけではないのですが、では試聴をしなくて良いのかというとそうゆうわけではありません。私はC-3850とP-7300、そしてVienna Acousticsの組み合わせは試聴しています。当然試聴したお店で購入しています。但し、パワーアンプをP-4500にダウングレードしたことは後悔し、すぐにP-7300に買い替えました。

 

なお、試聴ができない機器(DACや販売店に置いてない機器)やケーブル類については、エイやで購入するしかありません。その場合、システムに合わない場合は早い段階で売却することになります。

 

オーディオをやっているといろいろいじりたくなるのですが、しばらく小休止とします。オーディオは面白いです。写真右下のRME ADI-2 DAC fsとトランス式電源間のDCケーブルを変更するだけでも音が変わります。いろいろ試した結果、パーツボックスに転がっていたオーディオ用ではない普通のDCケーブルが良いという結果になっています。SAEC AC-3000の導体を使用したDCケーブルの方が良いです。こちらの方が陰影が深く、また色彩豊かです。

SAEC AC-3000の導体を使用したDCケーブル(上側の赤白ケーブル)