【2022.3.16追記】P-7300に入れ替えてから約3か月が経過しました。一番大きな違いはうねるようなエモーショナルな低域表現の有無です。ジャズを聴くなら設置場所、重量、コストの問題はありますが、駆動力のあるP-7300(現行製品だとP-7500)がおすすめです。
10時間程電源を入れっぱなしにしておいたら評価できる水準の音質となりました。エージングによってもっと良くなるとは思いますが、評価してみます。E-650のパワー部との比較になります。プリはどちらも、C-3850との組み合わせによる評価となります。
- 音に拡がり、高さ、厚みが信じられないくらい向上しています。思わず笑みがこぼれます。
- 打ち上げ花火のように、ドバっと出て、サッと消える低音。
- 突き抜けるが耳に刺さることのない高域。
- 音が飛んでくる感じ。
E-650のパワー部の方が耳当たりが良かったような気がします。ねいろはE-650のパワー部の方が良いと思います。E-650は疲れている時に聴いているといつの間にか寝てしまうことが多かったです。E-650の音が眠いわけではなく、ねいろが良いのでいつの間にか寝てしまうのです。
私の好みはP-4500になります。ソースの殆どがジャズであることもこの音質傾向が合っているのだと判断しています。経験上、音が安定し始めるのは1ヶ月後であり、完全に安定するのは半年から1年はかかると考えていますので、エージングが進むのを愉しみにすることにします。
E-650のレベルメーターはLEDでしたが、個人的にはP-4500のようなアナログメーターが好みです。
C-3850の放熱が気になっていましたが、さほど熱くなりません。説明書で指定されている上面10cmまでは空けられていませんが問題なさそうです。(ポールを長いものに交換したので7cm空けることができました)
独り言)パワーアンプをA-75にすれば、強さや勢い、しなやかさと優しさなどが高次元でバランスされ、とても高い満足度が得られるのかもしれない。
上段:C-3850 下段:P-4500)