50年代~60年代のジャズ音源には音場情報が含まれていないものが殆どです。ステレオといっても、左右に楽器を振り分けただけであり、オーディオ機器の選定やチューニングがうまくいっているか評価する音源とは適切ではありません。しかしながら、私が聴く音楽の殆どはこの時代のジャズのため、これらがきちんと鳴ることが重要です。
現在の音源には音場情報がきちんと含まれています。久しぶりにサラ・オイレンを聴きました。とてもいいですね。心を奪われてしまうため、ながら聴きができません。どのアルバムも良いです。
いろいろな音楽を聴いていると、もう、オーディオ漁りは卒業でいいかなぁ。と考えるようになってきました。気に入ったスピーカーを選び、純正どおしの組み合わせで機器をそろえてしまえばそれでおしまい。でいいような気がします。絶対勝者的な聖杯もありません。価格も青天井でありキリがないです。
洗剤のコマーシャルのように、「白さXXパーセントアップ」的な宣伝をオーディオ製品もしているような気がします。劇的な進化はない分野だと感じています。いろいろやってきたから言えることなのかもしれません。
SARAH)
f)
Celeste)