無線とピュアオーディオ JN1NBU

無線とピュアオーディオ JN1NBU

2015年11月に再開局しました。25年間のブランクがあります。ピュアオーディオは私の中では「あがり」と考えていますが新製品が発売となるとつい気になってしまいます。沼とならないよう自制するのが大変です。

ONKYOが破綻 ノスタルジックな話ではありません

同社が破綻した理由として「オーディオブームが去ったから」「若者はフルサイズのオーディオで音楽を聴かないから」とかいろいろな理由があふれています。破綻した理由は、そのメーカーの音を造り続ける「サウンドマスター」がいなかったから。ということにつきます。

日本でも、アキュフェーズ、ラックスマン、デノン、マランツは一定の地位をしめておりますし、パイオニアの元技術者で立ち上げたメーカーも存続しています(どこであるかは調べればすぐにわかります)また、海外のオーディオ専業メーカーは破綻したところもありますが、昔からのブランドは元気です。これらのメーカーには、そのメーカーの音決めをする「サウンドマスター」が必ずいます。

メーカーの音を存続させ、新たな音に発展させていけるメーカーが存続していけるのです。

趣味性の高い製品を扱うメーカーはこれがとても重要です。ファッションブランドや時計メーカー、自動車メーカーなんかが分かりやすい例です。

そのようなメーカーは、そのサウンドが気に入れば、一生付き合えますし、上位機種や新製品も安心して購入することができます。買い替えなどで不要となった場合の売却も容易です。価値が継続するからです。

ONKYO D-66RX) 私が初めて使った本格的なスピーカー。

その後、迫力だけで空間表現のできないキャラクターに飽き、上位機種の検討を行いますが、その製品はONKYOには用意されていませんでした。その後導入したB&W 805Sの圧倒的な空間支配力、音場表現を超える製品は同社にはなかったです。B&W社は今も元気です。