無線とピュアオーディオ JN1NBU

無線とピュアオーディオ JN1NBU

2015年11月に再開局しました。25年間のブランクがあります。ピュアオーディオは私の中では「あがり」と考えていますが新製品が発売となるとつい気になってしまいます。沼とならないよう自制するのが大変です。

Accuphase プリアンプ C-3850 にはトーンコントロールがありません

何を言っているんだ。おまえ。とか言われそうですが、今日、このプリアンプにはトーンコントロールが無いことに気づきました。ピュアオーディオたるもの、トーンコントロールを使うとは何事だ!という意見には賛同であり、私も基本的にトーンコントロールは使いません。

しかしながら、世の中には、明らかに高域のレベルが高いソースがあります。

例えばこれです。

GO! / Dexter Gordon) 名盤ですね。

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とても高域のレベルが高いです。ガマンの限界を超えています。なんでこんなことになってしまうのでしょうか。

1990年頃までのCDにはエンファシス(emphasis)といって、高域を持ち上げて録音し、再生時に高域を下げるということをしていたものがありますが、そもそも最近はそのようなCDはないですし、私がリッピングしているCDは殆どのものは2000年以降にプレスされたものです。リッピングソフトのdBpowerampでもエンファシスCDをリッピングする際は、それを考慮してリッピングするようになっていますので、このCDは単に高域がきついだけだと考えています。 

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仕方がないので、C-3850のコンペンセーターで低域を上げます。相対的に高域が少なくなります。これってドンシャリですね。でも、こうすると何とか聴くことができます。こんなとき、RME ADI-2 DACであれば、DACで簡単に高域を下げられるんですけどね。RME ADI-2 DAC買い戻そうかな。と考えた瞬間です。ケーブルで試行錯誤することなんてやめて、RME ADI-2 DACを買った方が幸せになれます。

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