何を言っているんだ。おまえ。とか言われそうですが、今日、このプリアンプにはトーンコントロールが無いことに気づきました。ピュアオーディオたるもの、トーンコントロールを使うとは何事だ!という意見には賛同であり、私も基本的にトーンコントロールは使いません。
しかしながら、世の中には、明らかに高域のレベルが高いソースがあります。
例えばこれです。
GO! / Dexter Gordon) 名盤ですね。
とても高域のレベルが高いです。ガマンの限界を超えています。なんでこんなことになってしまうのでしょうか。
1990年頃までのCDにはエンファシス(emphasis)といって、高域を持ち上げて録音し、再生時に高域を下げるということをしていたものがありますが、そもそも最近はそのようなCDはないですし、私がリッピングしているCDは殆どのものは2000年以降にプレスされたものです。リッピングソフトのdBpowerampでもエンファシスCDをリッピングする際は、それを考慮してリッピングするようになっていますので、このCDは単に高域がきついだけだと考えています。
仕方がないので、C-3850のコンペンセーターで低域を上げます。相対的に高域が少なくなります。これってドンシャリですね。でも、こうすると何とか聴くことができます。こんなとき、RME ADI-2 DACであれば、DACで簡単に高域を下げられるんですけどね。RME ADI-2 DAC買い戻そうかな。と考えた瞬間です。ケーブルで試行錯誤することなんてやめて、RME ADI-2 DACを買った方が幸せになれます。