5年弱使用したアキュフェーズのDP-720を売却し、実売価格が約1/6であるマランツCD6006とRME ADI-2 DACの組み合わせに変更して約1ヶ月が経過しました。
100万円越えのCDプレーヤーの音質を17万円のシステムで凌駕したなんていやらしいことはいいません。DP-720の「低音域の解像度の高さ」「ぶわっと拡がり押し寄せてくる麻薬的な音の渦」なんかを聴いちゃうと、コロリとやられちゃいます。最新のDP-750は更に素晴らしいようです。しかしながら古いJAZZを聴くと、全ての演奏が同じ感じに聴こえちゃうのです。ひょっとしたら私のシステム全体のレベルが低いからなのかもしれません。
RME ADI-2 DACには「麻薬的な音の渦」なんかはありませんが、実にバランス良く聴こえるのです。特にスピード感が高く、各パートの出だしがきちんと合って聴こえます。また、シンバルはきちんと金属の音がします。これがDP-720だと「金のシンバルを叩いている音(そんなのありません。当たりが柔らかすぎるのです)」がするのも気になっていました。
結局、オーディオは個人の嗜好によるところが大きいのですね。
CEDAR! シダー・ウォルトン / ケニー・ドーハム 名演奏が名演奏に聴こえないといけないのです)