20程年前は子供の成長記録はminiDVのカメラで撮っていました。今だったらスマホですね。今更見返すことは無いのですが、見られなくなってしまうのは寂しいので機器が壊れる前にダビングしました。
使用した機器)
- ビデオカメラ:SONY DCR-TRV900
20年程前に3CCDに憧れて購入しました。大変重たく肩が痛くなります。すぐに後悔しましたが、買いなおすほどのこともなく使用していました。10年ぶりに動作を確認するとバッテリーは使用不能でしたが、充電器経由で電源を供給するとテープの再生は可能でした。ソニータイマーは幸運にも発動していませんでした。
- DVDレコーダー:Panasonic DMR-XE100
もう10年位使用しています。アナログ入力があるのがポイントです。アナログ入力がないと今回の方法でのダビングはできません。メインではブルーレイプレーヤーを使っています。撮りたい番組が同一時間帯に3つ重なったときのみ使用しています。アナログ接続できるレコーダーはもう調達できないので、壊れる前にダビングしようと決めました。
ダビング方法)
- ビデオカメラのアナログ出力とDVDレコーダーのアナログ入力を赤、白、黄色ケーブルで接続し、DVDレコーダーのHDDに取り込みます。
- DVDレコーダーのHDDからDVDメディアに書き込みます。
- DVDメディアからPCのSSDにコピーします。バックアップとして他のPCにもコピーしておきます。
- DVDメディアはバックアップという位置づけです。光に弱いので密閉できるケースで保管です。
miniDVは約50本あり、ダビングには1週間位かかりました。CDをリッピングする場合は10倍速とかでできますが、この方法は等速ですので、とにかく時間がかかります。手間と時間を考えると業者に任せるのも良いのかもしれません。ネットを検索すると1本399円とかでできるようです。これは安いです。
アナログを経由してダビングしていますので画質が気になりますが、PCの小さい画面で見る分には十分です。
miniDVやDVDなどには「メディアの規格としての寿命」や「物理的な寿命」があります。データとしてHDDやSSDなどに保管するのが安心です。これはアナログからデジタルになったことによる恩恵です。