【2020.3.20 追記】その後、コイルを再作成し、タップの位置の最適値を求めました。160mは19回巻から17回巻にし、SWRは1.05になっています。
160mバンドと80m~6mでシャントコイルのタップ位置を手元で切り替える仕組みを昨年構築しましたが、160mバンドでパワーを入れるとSWRが安定しなかったため撤去し、その後手元で1:4 UN-UNバランを入れる対応を160mでは実施していました。
結局160mでSWRが安定しない原因はコロナ放電であり、コロナボールをアンテナエレメントの先端に取り付けることで解決しました。そのため、手元の1:4 UN-UNバランより効率の良いシャントコイルのタップ位置をリレーで切り替える仕組みを再度構築しました。シャントコイルのタップ位置は前回構築時と一緒です。
- 160m:シャントコイル巻き数 19回
- 80m~6m:シャントコイル巻き数 9回
仕上がりはこんな感じです。スペースはギリギリです。今まで使用していた9回巻のコイルに10回巻のコイルを圧着端子で継ぎ足しました。圧着端子がタップ位置になります。
リレーは手元のスイッチで切り替えます。左側がリレー切替用のスイッチです。間違っても送信中に切り替えてはいけません。
リレー用の電源ラインにCMFを追加しますが、パワーを入れるとSWRが安定しません。
ローバンドは回り込みとの戦いです。物量で勝負です。室内にもCMFを追加します。おおよそ中間位置になります。
これでパワーを入れてもSWRは安定するようになりました。手元にも入れたいのですが、電源コードの手持ちがなくなってしまいました。電源コードを発注しましたので届き次第手元にも入れる予定です。
160mでの計測結果です。満足のいく結果となりました。