【2021.3.20 追記】交換後もキートップが取れるようになってしまいました。また、筐体の手が触れる部分の塗装の耐久度が低いです。ネットで中古品を検索すると、キートップ取れや塗装剥がれの筐体が多いです。ハズレの機種でした。再修理はせず、買い替えの判断をしました。
ここ20年来、メンテナンス性を考慮し、パソコンはThinkPadを購入してきました。保守マニュアルは公開されていますし、製造中止のパーツでもヤフオクやeBayで入手できるので便利です。(たまにニセ部品に出くわすこともありますが)
ThinPadは武骨なデザインのため、家族には人気がありません。そのため、1年半ほど前に東芝ダイナブック RZ63/CSを家族用として購入しました。
Toshiba dynabook RZ63/CS 軽くて薄いです。良いパソコンです。
使い方が荒いのか、構造上問題があるのか、キートップが外れることが多くなりました。その都度キートップを取り付けなおすのですが、何度も同じキートップが取れ、また別のキートップも取れ始めため、キーボードの交換を行いました。
まずはキーボードの調達です。ヤフオクで本体型番にて検索すると見つかりました。ダイナブックのキーボードは見た目が同じでもフラットケーブルの位置が違うことが事前調査(ググッただけです)でわかっていましたので、間違えずに購入する必要があります。型番レベルまで確認しないと危険です。
PRZ63CS-NNE PRZ63CS-NJE PRZ63CS-NNF PRZ63CS-NJF 日本語キーボード
交換方法はネットで検索しましたが、私と同じ機種の交換事例はありませんでした。RZ63シリーズの他の機種の交換事例が2つありました。どちらも同じ手順だったので、この機種も同じ方法でいけると判断し交換を始めました。
手順は簡単ですが、キーボードを取り外す難易度が高いです。所要時間は30分です。
手順)
- 本体うら側のカバーをはずします。
- キーボードのフラットケーブル(2本あり)を本体からはずします。バッテリーと本体間のコネクターを外します。
- キーボードをはがし、新品と入れ替えます。キーボードを本体に接着するための接着シートは入手できなかったため、超強力両面テープで代用しました。まったく問題ありません。
- フラットケーブルを本体に接続し、バッテリーと本体間のコネクターを接続し、うら側のカバーを元に戻します。
3.の難易度が高いです。交換手順を写真に撮ろうかと思いましたが、そのような余裕のない作業でした。キーボードはなんと、本体に接着されています。本体とキーボードの隙間にヘラをいれてはがすのですが、強力に接着されているので、簡単にははがせません。元のキーボードは万が一の場合は戻せるようきれいにはがそうとしたのですが、はがしている途中でキーボードがゆがんだり、フラットケーブルがキーボードからはがれ始めたので、再利用は諦め、途中から壊しながらはがしました。もう、元には戻せません。もし、キーボートと接着シートの間に他の部品があったらアウトです。即このパソコンはジャンク行きです。手に汗を握る展開です。(そのような部品はないことがわかったので後に続く方は躊躇せずにはがして大丈夫です)
これが取り外したキーボード。反っています。
ああ、無残にも破壊されたフラットケーブル部分
まとめ)