昨日から「ゲンさんのケーブル」を試しています。
選定理由は使用されている方のブログでの評価が当方の求めている方向性と一致しているからです。
サイトの説明によるとウーファーのサイズからミディアムタイプが適合するのですが、事前に相談したところ、Vienna Acoustics Beethoven Baby Grand Referenceの再生周波数レンジからヘビータイプを勧められました。お勧めにしたがってヘビータイプを購入しています。
ご覧のとおりひょろひょろのケーブルです。線径は1.6mmですので2SQ相当です。見た目は細いですが導体の太さとしては細すぎるということはありません。両端はハンダあげされていますが、このまま使うとハンダあげした部分がつぶれ、長期的には接点の状態が安定しない（ゆるむ）と考え、オーディオテクニカのバナナプラグ（ネジ止め方式）にはんだ付けしています。バナナプラグを付けた当初は音が安定せずあせりましたが、一晩経って確認するとバナナプラグやハンダ付けの音への影響はなく安心しました。オーディオテクニカのこのバナナプラグは音質への影響がなく、価格も安いのでお勧めです。手持ちが1セット4本しかなく、今回新たに1セット4本を購入しましたが、型番が変更になっており、価格が上がっていたのは残念でした。それでも安いと考えています。ロゴの印刷が変更されていますが手持ちの旧タイプとの違いがわかりません。
音が前に展開され、スピード感や鮮度が高く好みの音質です。歯切れのよい低域は気持がよいです。空気感も出ています。バランスも良いです。しかしながら、まだ音は変化していますのでエージング途中と考えています。そのため、現時点での評価は控えさせていただきます。ケーブルを交換したというプラセボの影響を少なくするため、最終的な評価は時間をかけて行う予定です。
