アマチュア無線の家内工業的なメーカーに関しては業務継続が難しいと考えていましたが、ミニマルチアンテナが9月末で廃業となるとの発表がありました。
FT8で200W運用の可能なベランダアンテナの選択肢の一つでしたが、この選択肢がなくなってしまうことは残念です。
100Wまでであれば釣り竿+ATUが現実的な構成となると考えています。200W運用をするためには創意工夫が必要となります。
- HI-Q Antenna社のスクリュードライバーアンテナ
- 釣り竿+海外製のKW対応ATUやKW対応のマニュアルアンテナチューナー
- 多バンドトラップ式アンテナのエレメントの片側を使用
マンションのベランダは共用部分であり、そこにアンテナを設置することは多くのケースの場合、認められないと考えています。禁止事項として約款等に明記されていなくても禁止事項であると考えるのが安全です。私がブログにアンテナの設置状況を載せない理由もそこにあります。
以前は常時ベランダからアンテナを振り出した状態にしておりましたが、現在は運用するときのみ振り出しています。また、ローテータによる出し入れもやってみましたが、夜間は動作音が響くため現在は手動で出し入れしています。
今の季節、蚊に襲われる可能性があるので、スプレー式殺虫剤を撒きながらアンテナの出し入れをしています。
HI-Q Antenna社のスクリュードライバーアンテナ)こんなものに20万円とは!
160m~6mまで1本のアンテナで運用でき、FT8 200Wでも問題のないことを考えると一計の価値はあります。実際はアンテナエレメントや設置に必要なものをそろえると25万円くらいになります。ベランダアンテナで5バンドDXCCや160mでのDXCCも狙える! ワクワクしてきませんか。
1.5KW PPEですのでFT8で使用する場合は300Wまでが安全に使用できる電力となります。別の見方をするとFT8で200W運用を行うためにはこれくらいの耐電力のアンテナが必要となります。