アマチュア無線 JN1NBU

無線とピュアオーディオ JN1NBU

ピュアオーディオに関しては幾度となく買い替えを繰り返してきました。好きな音の傾向がつかめた段階で可能な限り予算をつぎ込むのが限られた人生の時間を有効に愉しむ秘訣です。という結論に到達するのに20数年かかりました。アマチュア無線はロケーションしだいです。現状はいかんともしがたいので、ほどほどの設備で愉しめる範囲でやっています。ちょっとした成果を喜ぶ気持ちを大切にしたいものです。

アルインコ スイッチング電源 DM-330MV 80m/160mバンドでのノイズ

9月下旬にダイヤモンドのトランス電源 GSV3000が故障したため、急遽、アルインコのスイッチング電源 DM-330MVを調達して急場をしのぎました。

その後、トランス電源GSV3000の故障個所はブリッジダイオードであることが判明し、これを交換し、トランス電源 GSV3000は復活しました。アルインコのスイッチング電源は160mバンドではスイッチングノイズが発生することがマニュアルにも記載されており、「Noise Offset」のツマミにてノイズ発生個所を変更することができます。

160m~10mバンドまで、周波数を変更し、DM-330MVのノイズ発生状況をトランス電源のGSV3000と比較しました。結果は次のとおりです。

  • 40m~10mバンドでは両者の差はない。
  • 80mバンドではDM-330MVはバンド内全体のノイズが「ザー」という感じに対して、GSV3000は「サー」という感じであり、明らかにS/N感がGSV3000の方が良い。
  • 160mバンドも80mバンドと同様のノイズ感である。それに加え、周波数によっては、ノイズレベルが高くなり、「ジュリジュリジュリ」「ジャリジャリジャリ」というノイズが聴こえる。「Noise Offset」のツマミで、これらのノイズは小さくできるが、完全にはなくならない。
  • 160m、80mバンドでのDM-330MVで発生するノイズレベルは受信機のSメータが振れるレベルではない。(信号レベルは弱い)

160mや80mバンドでは、バンドがオープンすると、バンド内のノイズレベルが高くなるため(ノイズだけでSメーターが5以上振ります)DM-330MVで発生するノイズレベルは、実用上問題とならないのかもしれません。しかしながら、この状況が分かってしまったため、トランス電源のGSV3000を使用し、スイッチング電源DM-330MVは予備機とすることにします。TS-480HXではGSV3000 1台(Max 34A)で殆どのバンドで200W出力が可能です。

なお、他社のスイッチング電源も含め、すべてのスイッチング電源がローバンドではダメといっているわけではありません。現在多くのリニアアンプの電源はスイッチング電源であり、FT8通信で使用しているパソコンや身の回りの機器の電源も殆どがスイッチング電源です。無線機に直接接続するスイッチング電源はノイズに対する要求水準が高いのかもしれません。また、使用する無線機によっても結果は異なる可能性もあります。

アルインコ スイッチング電源 DM-330MV) 小さくて通常時はファンも回らず静かなため、本当はこの電源を使いたかったです。