無線とピュアオーディオ JN1NBU

無線とピュアオーディオ JN1NBU

2015年11月に再開局しました。25年間のブランクがあります。ピュアオーディオは私の中では「あがり」と考えていますが新製品が発売となるとつい気になってしまいます。沼とならないよう自制するのが大変です。

RME ADI-2 DAC 出力レベルをアキュフェーズのCDプレーヤーと合わせる

ここで書いていることは業務用の音響機器を扱われている方には常識と思われますが、今回はわからないことだらけでしたので備忘として残しておきます

一般的にはCDプレーヤーのライン出力は2.0V RMSが多いようですが、アキュフェーズのCDプレーヤーは2.5V RMSとなっています。

アキュフェーズのCDプレーヤーの仕様より抜粋)

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使用しているアンプはアキュフェーズのE-650ですので、RME ADI-2 DACのライン出力も2.5V RMSに合わせることにしました。

ADI-2 DACのライン出力レベルは2.5V RMS付近ですと+13dBu(3.46V  RMS)、+7dBu(1.73V RMS)どちらへの固定になります。その間はデジタルボリュームで0.5dB刻みで合わせることになります。0.5dB刻みですので、ぴったしにはできないので近似値を探すことになります。

  • 10dBu = 2.45V RMS
  • 8.5dBu = 2.06V RMS

2V RMSにする場合は8.5dBu、2.5V RMSにする場合は10dBuです。アキュフェーズのアンプの場合2.5V RMSでの入力を想定しておりますので10dBuとします。

出力レベルを+13dBuに設定し、デジタルボリュームで-3.0dBrとします。

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ボリュームを回してもレベルが変化しないようにするための手順を日本語版のユーザーマニュアルでは見つけることができませんでしたので原本を確認します。記載がありました。

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これで出力レベルを+10dBu(2.45V RMS)に固定できました。

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