【2025.5.11 更新】再度検証しました。LAN iSilencer は既に手元にないので、OPT ISO BOXの有無の確認です。以下の評価はゆるぎないということを再確認できました。女性ボーカルで確認するとわかりやすいです。
結論:良い買い物をしました。
本日到着しました。早速開封して導入です。あっ、勤務時間中は仕事していますよ。
手のひらサイズです。右側のACアダプターは使用せずに手持ちのリニア電源(12V)を使用します。
とりあえず床置きで確認です。導入するのはミュージックサーバー(DELA)と無線LAN子機の間です。無線LAN子機はリニア電源(5V)で電源供給しています。両端にLANトランスを入れています。(2台)
この部分はタブレットでミュージックサーバー内のアルバムを選択するために使用しているLANですので音楽信号は流れていません。音に影響を与えているのは無線LAN子機のノイズになります。
一旦音を出したらLAN配線を外しても音が出続けますので、LAN配線を外した時の音と比較します。わかりやすいのがシンバルワークです。
結果は以下の順番でした。それぞれの効き具合を私なりに点数化してみました。
- LAN配線を外したもの。100点
- OPT ISO BOX+ミュージックサーバー側にLAN iSilencer 90点
- OPT ISO BOX+無線LAN子機側にLAN iSilencer 85点
- OPT ISO BOXのみ 80点
- LAN iSilencerのみ 60点
- 無対策 0点
LAN iSilencerのコスパが際立ちます。無対策との差が大きいです。これは真っ先にやるべきです。しかしながら、OPT ISO BOX(リニア電源使用)は一聴してその良さがわかります。LAN iSilencerはなくても良いかと考えましたが、入れると効果があります。ミュージックサーバー側に入れた方が効果が高いのはOPT ISO BOXもノイズ元となっているからでしょう。
LAN配線を外した時が最も良いです。LAN配線を外してミュージックサーバー(DELA)のみでも選曲できますが、1,500枚近いアルバムをハンドリングする方法としては現実的ではありません。残りの10ポイントを埋めるのは1桁価格の上がる機種の購入や音が良いメディアコンバータを見つけてカスタマイズ(クロック交換、コンデンサ交換など)などが必要となってきます。底の見えない沼が拡がっています。
なお、OPT ISO BOXの通信速度は1G/100M/10Mの切り替えができます。現在はデフォルトの100Mで使っています。この部分は遅い方が音質に有利と言われていますが、10Mとしてしまうとリッピングした音源の格納に物凄く時間がかかることになりますのでこのままで使っています。
OPT ISO BOX+ミュージックサーバー側にLAN iSilencer)この後、とりあえずラック下にマットを敷いて格納しました。設置はもう少しいい感じにしたいです。OPT ISO BOXは触るとなま暖かい程度の熱を持っています。狭い所に押し込むと寿命に影響があると思われます。