【2024.4.16 追記】エージングが進みました。音質傾向はあまり変わりません。価格を考えると十分健闘しております。小音量で聞き流す分には十分です。しかしながら、音量を上げていくと気になる点が目立ってきます。低域の量を減らす方向でオペアンプを選定し換装すれば結構聞けてしまいそうな気がします。
次に採用するDACを注文しておりますが、納品まで1週間程かかる見込みです。それまで音楽を聴けないのは寂しいことなので、つなぎとして、超安価なDACを調達しました。PCでインターネットラジオを聴くときのDDC(USBから光デジタルに変換)としての流用を予定しています。
- Topping DAC D10 Balanced (おいおい、いくらなんでも。。。)
某国内販売店で在庫限り、最後の1台を12,000円程で購入しました。
このDACよりも高価なUSBケーブル、XLRケーブルですのでドーピング状態です。
ちょっと厳しめに評価してみます。エージングしていない状態なので不利ですね。
- 全体のバランスは良い。聴き流す分には普通に良い音
- 明るく陽気な音の出方。これは良いポイント
- 低域の量は十分だが、解像度が足りない。これが一番気になる
- 高さと奥行の表現がいまいち。空間表現が苦手
- 空気感が足りない
- 芸術点が低い。楽しさ、悲しさ、憂い、凄み、深みを正確に表現できない
この価格、バスパワーで電源いらず、普通に良い音。でも、趣味のオーディオ的には厳しいかな。といいたいところですが、聴く曲によってはブラインドテストでは判断つかないような気もします。なかなかの出来です。【訂正】ブラインドテストでも100%当てられる自信があります。値段を考えるとなかなかの出来です。しかしながら下剋上は起きませんでした。まぁ、それはそうでしょう。
DSDも再生できます。
留意点としては、出力レベルが高い(4.2Vrms)ということです。多くの製品は2Vrms程度です。SOULNOTE D-2同様、プリアンプのゲインを下げています。