最近まで使用していたGSV3000はトランスが唸るようになってしまったため廃棄し、アルインコのスイッチング電源を使用していました。
アルインコのスイッチング電源は160mバンドにおいても「NOISE OFFSET」つまみを使用すると、スイッチングノイズを移動させることができ、実用上問題がないのは当ブログでも報告したとおりです。
しかしながら、160mバンドや80mバンドにおける音(ノイズ)の質感が違います。
- トランス式電源:サーサーサー
- スイッチング電源:ザァーザァーザァー
FT8では実用上問題ないことなのかもしれませんが、CWでは気になるレベルです。もちろん音の感じ方は個人差がありますので、全ての方に対してこれが問題となるわけではないのでしょうが、私的には結構厳しいです。
ということでトランス式電源 第一電波工業 GSV3000を再度購入しました。
ネットで調べると値上がりしており31,000円位となっていました。
こんな時は実店舗に電話です。秋葉原ロケットに電話すると、アサヒスーパードライ500ml缶 24本位の差分はあります。これは安いです。
即決です。「安いですね」とお伝え、お取り置きをお願いし自転車で買いに行きました。到着するとレジカウンターにちゃんとお取り置きされていました。
第一電波工業 GSV3000) 自転車の前かごにギリギリ入りました。
当たり前ですが、新品ですのでトランスは唸りませんね。
この電源、常時ファンが回っているため、ファンの音が気になります。
前回はファンを低速回転のものに交換しましたが、その結果、製品寿命を短くしてしまいました。具体的には、
- ダイオードブリッジの破損
- トランスが熱をもち、かつ唸るようになった
前回の反省を踏まえ、極端に風量の少ないファンへの置き換えはやめようかと考えています。静音だが風量の取れるものに交換します。何事もバランスが大切です。
ブリッジダイオードの破損であれば簡単に修理できるのですが、前回のようにトランスが壊れてしまうと(おそらくレアショートしている)製品寿命となってしまいます。TS-480HXで200W運用するような使い方は厳しかったのかもしれません。