先日修理したダイヤモンドの安定化電源GSV3000の交換したダイオードブリッジをチェックしました。
この写真は交換直後のものです。)
シリコングリスは手元にあった以下のものを使いました。CPU用です。一度に少量しか使いませんので紛失しない限り一生モノです。
これをダイオードブリッジに薄く塗ってヒートシンクにねじ止めしました。
ダイオードブリッジに触ると、グラグラします。このグリスの粘度が高いため、薄く塗ったつもりでもそれなりの厚みとなってしまい、時間の経過とともにグリスがなじみ、ダイオードブリッジとヒートシンク間に隙間ができてしまったのだと考えます。このまま使用しつづけると熱でダイオードブリッジが破損する可能性があります。危なかったです。
CPUとは違い、ばね等で押さえつける仕組みとなっていないため、このようなことが起こりえます。シリコングリスは可能な限り薄く延ばし、しばらく使用した後にねじを締め増しする必要があります。