結構手薄だと分かった20m。FT8をワッチしているとアクティブ局のCO8LY キューバが入感。てっきり交信済かと思っていたら、バンドニューであることが判明。コールしようとすると、リグの電源が落ちました。安定化電源 GSV3000の電源ランプが消えています。
速攻で予備の電源(DM-330MV)を接続すると、皆様、既に交信済のためかCQ連発でした。コールして交信することができました。電源は故障率が高めなので予備が必要ですね。
DM-330MV / アルインコ) スイッチング電源は小さくていいです。こっちをメインにしようかな。
さて、故障したGSV3000。ちょうど1年前にも故障して修理しています。
ヒューズを確認すると、真っ黒です。見事な切れ方です。
中を開けて、前回交換したブリッジ・ダイオードを確認してみます。
あれれ!? なんで斜めになっているんだろうか。前回修理したときはまっすくに取り付けています。
手でさわるとグラグラしています。これでは十分に放熱できません。
ブリッジ・ダイオードを取り外してみると、中心の穴のふちが壊れていて、これが原因でヒートシンクに密着しない状態です。この部分が樹脂なので、締め付けトルクが適切でないと破損するんですね。手締めなんでトルク管理なんてできません。
4本のダイオードのうち、2本がショートしていました。
念のため、トランスがレアショートしていないか確認しましたが、大丈夫でした。その後、トランス単体でAC18Vの出力を確認しました。ちょっと電圧が高いのですが、負荷時には電圧が下がるのでちょうどいいのかもしれません。
前回は、秋月電子でBR5010を購入しましたが、中心のねじ止め部分が樹脂なので、ここが金属のものを見つけます。
ネットを検索すると、KBPC5010という製品がやたらとヒットします。取り付け部分の穴のふちが金属なのでよさげです。10個で1,180円と激安ですが、10個もいりません。
1個から購入でき、日本で販売しているところで調達することにしました。送料込みで400円程度なのでこれで良しとします。到着したら修理開始です。