どちらも手元にあります。
IC-7610は既に使える状態(増設の届出済)ですので実戦投入しています。DXV200Lは保証認定待ちです。なお、リニアアンプはもっと良いものがあることを期待して私の中では暫定です。サムウエイのリニアアンプはエキサイターの周波数間違いに対する保護回路がありませんので、エキサイターの周波数よりリニアアンプの設定バンドが低い状態で送信すると、リニアアンプのLPFが焼損する可能性があります。
IC-7610は以下の設定が完了しており、快適に使用できています。
- WSJT-X
- HDSDR+CW Skimmer
- DSCWによるCWキーイング
RTTY(MMTTY)の設定は後回しにしています。HDSDRとCW Skimmerの設定はICOMからのガイドが大変役に立つのですが、以下のトラップに要注意です。ガイドに反映して欲しいところですが、これくらいのことは解決できるということが前提なんでしょう。
- COMポートエミュレーターcom0comはWindows認証版を使っても認証できないです。(導入はできるが使えない)VSPE(有償です)を使用しました。
- HDSDRの正式版の最新版(V2.80)はOmni-Rig V2が前提であり、CW SkimmerはOmni-Rig V1のみサポートしているため、これは使えません。もともと使っていたV2.81Beta3に戻しました。
スクリュードライバー・アンテナのチューニングには低電力(10W~20W)のキャリア送信が必要です。IC-7610にはそのようなスイッチはないので現状はWSJT-Xの「Tune」ボタンを使っています。音声入力レベルを下げて出力を絞っているのですが面倒です。ATUを接続するポートに簡単な回路を入れると10Wのキャリア送信ができるスイッチを作れます。Molexの4ピンコネクターの納品待ちです。
->【2022.10.25 追記】Molexコネクターが納品されたので作成しました。スクリュードライバー・アンテナや他社製ATUを使う場合は絶対にあった方が良いです。
R:47K D:1N4001)
【2022.10.22 追記】
昨今、RTTYを運用することは殆どないのですがMMTTYの設定も行いました。
CW Skimmer環境を追加の機器なしで実施できるということがIC-7610を選択した理由の一つです。バンドスコープでもリターンポイントは分かりますが、リターンポイントが時系列でどのように変化し、パイルアップがどのように移行していくのかは、CW Skimmerの方が分かりやすいです。
HDSDRはIC-7610からCW Skimmerに対するゲートウェイとして使っているのみですので、起動後は最小化しておきます。