【2020.9.23 更新】現在は給電部のシャントコイルのタップをリレーで切り替えマッチングを取っていますので、この記事にあるものは使用しておりません。横着せずに正攻法で対応した方が良いです。
160mの超短縮アンテナのインピーダンスは200オーム以上となり、アンテナチューナでのチューニングがシビアとなります。状況を改善するため1:4のバランを作成して使用していました。しかしながら160mとはいえリアクタンス分が多く気になっていました。
そこで、トロイダルコアによる1:4トランスを外し、同軸ケーブルの芯線と網線の間に手持ちの1,000pFのセラミックコンデンサを入れるとSWRが1.2程度となることが分かりました。区切りの良い容量で収まりラッキーです。但し、フルパワーかけるとSWRが安定しません。こんな小さなセラミックコンデンサでは電流容量が取れないのでしょう。
かつてリニアアンプで良く使われていた円盤型のセラミックコンデンサをヤフオクで探しますが、なかなかちょうど良いものが見つかりません。探し続けると、「機器から取り外し品」「程度は悪い」と商品説明に記載がありましたが、送料込みで1,500円程でしたのでダメもとで落札しました。1,000pF、4KV DCです。
いきなり組み込んじゃいました。1965年製です。骨董品です。「程度は悪い」と記載がありましたが、そんなことはなく、まったく問題なく使用できます。付属のM6のネジが極端に長かったため、ワイヤーカッターで切断し、ヤスリで仕上げました。(圧着端子からヒゲがでていますね。ダメな施工ですね。面倒なのでやり直しません。良く見ると同軸ケーブルのポリエチレンも溶けていますね。組みなおした方がいいかな)
気が向いたらちゃんとしたケースに入れたいです。現状はダイソーのハガキケースに入れています。度重なる変更でケースや配線はボロボロです。しばらくこのまま実戦に投入です。