無線とピュアオーディオ JN1NBU

無線とピュアオーディオ JN1NBU

2015年11月に再開局しました。25年間のブランクがあります。ピュアオーディオは私の中では「あがり」と考えていますが新製品が発売となるとつい気になってしまいます。沼とならないよう自制するのが大変です。

スクリュードライバーアンテナのマッチング回路 シャントコイルの限界と実用性(内容修正あり)

【2023.10.29 修正】アンテナアナライザーで確認した結果、単に共振周波数が高かったというのが原因でした。お粗末でした。

18.560MHz付近で共振しています。

手持ちのエレメントで20cm長いものがありましたのでそれと交換します。アンテナ本体につなぐエレメント長は190cm → 210cmとなりました。

18.100MHz付近で共振するようになりました。

15m用の175cmのエレメントから流用したため、これから材料を仕入れて15m用を再度作成します。(それまでは17m用をアンテナチューナー併用で使用。戦力ダウンです)

【2023.10.31 追記】

戦力ダウンは許容できないため15m用のエレメントをやっつけで作成。とりあえず圧着端子でエレメントを結合。少し曲がっていますが仮作成なので深追いしません。ここはジョイントに置き換え予定です。

 

【以下元の本文】

17mのSWRが1.5となっているため、再度シャントコイルのタップの位置を調整しましたがSWRは1.5が最良値でした。前回調整した時にそのことをブログに記載していなかったため、また調整をしてしまいました。コイルのみの整合回路ですので限界があります。しかしながら、タップ位置の切替だけで全バンド SWR 1.5以内で使用できるのであれば実用上まったく問題ありません。

ちゃんとやるのであればコンデンサーとの組み合わせとなります。思いっきり手を抜くのであれば、シャントコイルの巻き数を7~9回程度の固定値とします。(タップの切替は行わない)その場合、80m~10mまでSWRは最大でも1.9程度となりますので、アンテナチューナーを併用すれば良いです。ただし、160mまで対応する場合にはどうしてもタップ位置の切替が必要となります。

日本のメーカー製のマルチバンドアンテナはとても良くできています。例えばコメットのUHV-10(80m~6mまでカバー)は何らかの整合回路が基台部分に入っていると思われますが、バンドごとに切り替えているわけではなく全バンド共用になります。各バンドのコイルの位置、エレメントの取り付け位置、角度などの変動要素をうまく組み合わせて設計しているのでしょう。さすがです。

コメット UHV-10)