【2020.9.23 更新】現在は給電部のシャントコイルのタップをリレーで切り替えマッチングを取っていますので、1:4 UN-UNは使用しておりません。横着せずに正攻法で対応した方が良いです。
160mの超短縮アンテナのインピーダンスは200オーム以上となり、アンテナチューナでのチューニングがシビアとなります。状況を改善するため1:4のバランを作成しました。
トロイダルコアは手元にあったFT-240-43を2段重ねで使用しました。アンテナ直下に入れるのが良いのでしょうが、160m以外ではリレーを使って切り離す必要があります。ベランダまでの距離も短いので160mバンドに対しては無視できると都合の良い解釈をし、手元のスイッチで切り替えることにしました。ケースも含め全て手持ちの部品で作成できました。超手抜き製作でバランは強力両面テープでケースに固定しています。
パワー計のセンサー部分、LPF、CMFを設置するため机の下に棚を設けていますので、その空きスペースに設置しました。挿入箇所はアンテナチューナーとアンテナの間とします。
では早速使ってみます。160mでのSWRは1.6程度となりました。これでアンテナチューナーでのチューニングも楽になりました。SWRは2以下であれば同軸ケーブルも短いこともありアンテナチューナーでSWRを下げてしまえばまったく問題なく使用できます。全バンド1本のアンテナで運用していますので最適解はありません。それくらいの気持ちでやっています。