現在使用しているアンテナはHI-Q Piranha 5/80Rになります。仕様上は80mバンドまでしか使用できないのですが、キャパシティハットを追加し160mでも使用できています。
アンテナ構成要素の内訳)
- アンテナ本体 1.1m
- アンテナ本体からキャパシティハットまでのアルミパイプ 0.9m
- ステンレス・エレメント 1.1m (使用可能周波数160m~17m)
- ステンレス・エレメント 0.8m (使用可能周波数160m~15m) 【現用】
ステンレス・エレメントの長さの差はたった30cmであり、飛びの差が発生するとは考えにくいため、現在は0.8mのステンレスエレメントを常用しています。これで160m~15mを1本のアンテナで運用できます。12m、10mはこのエレメントでアンテナチューナを併用しています。
12m、10mをアンテナチューナーなしで運用できないか確認するため、ステンレス・エレメントを外し以下の構成としてみました。全長2mです。
- アンテナ本体 1.1m
- アンテナ本体からキャパシティハットまでのアルミパイプ 0.9m
この状態で最高使用周波数は22MHz付近、160mバンドが使用できなくなりました。キャパシティハットを外すと28MHzでの使用が可能となります。アンテナの全長が2/3となってしまうことと、キャパシティハットを外すことにより、他のバンドの効率が悪くなりますので、この案は却下です。何度か書いていますが、このアンテナの欠点はコイルの使用量をゼロにすることができないことです。高い周波数でもフルサイズとすることができません。
現在待機中のHI-Q Piranha 4/80に1m程度のエレメントを追加し、12m、10m専用とするか、別途、10mのアンテナを用意して、12mは今までどおりアンテナチューナーで運用するか考えてみます。
- HI-Q Piranha 4/80併用案は、新たに取り付けのための土台をベランダに構築しないといけないので面倒です。
- 10mの新規アンテナ案は、モービルホイップであれば簡単にベランダに取り付けできるのですが、耐電力に不安。デジタルモードで200Wを常用するとおそらく壊れます。自作するかパイパワーCB無線用を流用するかになります。