【2019.2.12更新】
このアンテナで80mでDXCCを達成しました。また、160mでも使用できます。良い買い物をしました。
アンテナをHI-Q Piranha 4/80からHI-Q Piranha 5/80Rに変更後、ちょうど3か月が経過しました。
このアンテナはモービル用ですが、モービル用としてはとても大きく重いものです。なんとかベランダに設置していますが、当方の環境では、サイズ、重量とも限界かもしれません。なんと耐電力は1,500W(PEP)です。海外のサイトでは、500Wのリニアアンプを組み合わせてモービル局を構築する方法が紹介されています。コイルに負担のかかるローバンド(80mバンド)でFT8で200Wで連続送信しても、まったく問題ありません。
このアンテナは使用するエレメントの長さにより最高周波数が制限されます。手持ちのステンレス・エレメントを切断し、1.1mと0.9mの2種類を用意しました。
アンテナ構成要素の内訳)
- アンテナ本体 1.1m
- アンテナ本体からキャパシティハットまでのアルミパイプ 0.9m
- ステンレス・エレメント 1.1m (最高周波数 18MHz用)
- ステンレス・エレメント 0.9m (最高周波数 21MHz用)
ステンレス・エレメントの長さの差はたった20cmであり、飛びの差が発生するとは考えにくいため、現在は0.9mのステンレスエレメントを常用しています。この場合、全長は2.9mになります。24MHz, 28MHzはこのエレメントでアンテナチューナを併用しています。
HI-Q Piranha 4/80とHI-Q Piranha 5/80Rの飛びと聞こえの差ですが、正直、良くわかりません。HI-Q Piranha 4/80から買い替える必要性は無かったのかもしれません。
あえて買い替えのメリットをあげるとすると、5/80Rの方がコイルの全長が短いため、ハイバンドから80mへのコイルの移動速度が速いことでしょうか。
手元にスクリュードライバーアンテナが2本となりました。とてもニッチな商品であることと、おそらく家内工業的なメーカーと思われるため、今後入手できなくなることも考えられます。そのため予備として保管することにしました。 ベランダから5mもある釣り竿を振り出したり、大きなアンテナを展開できる方であれば、他に選択肢があると思われますが、大きなアンテナを展開できない場合、このアンテナは選択肢の1つとなると考えています。
80mでDXを始めたのは1年半前ですが、最初のシーズンで75エンティティ(WKD)、2シーズン目の現在、92エンティティ(WKD)となっています。FT8によるところも大きいのですが、CWでもビシバシ交信できております。ベランダから突き出した、たった全長2.9mのアンテナでここまで楽しめるとは想像すらしていませんでした。