無線とピュアオーディオ JN1NBU

無線とピュアオーディオ JN1NBU

2015年11月に再開局しました。25年間のブランクがあります。ピュアオーディオは私の中では「あがり」と考えていますが新製品が発売となるとつい気になってしまいます。沼とならないよう自制するのが大変です。

音質を決めているのはUSB-DACと接続しているfidataだけ(驚きの実験結果)

fidataはディスク交換による容量追加ができません。このまま使い続けると、どこかで容量が足りなくなります。ネットを検索すると、

  • 元より大容量のSSDを用意してクローンを作成(RAIDなので左右を間違えないようにする)
  • Linux PC(ubuntuなど)で容量拡張

という方法で容量拡張ができるらしいのですが、40万円の機器に手を入れることは私にはできません。また、成功する保証もありません。将来、ファームウェアの更新により、動作がおかしくなるかもしれません。

次の案として、安価なSoundgenicをLANに参加させるという方法があり、IODATAメーカーのサイトのFAQでも実現できる旨が書いてあります。(音質面の記載はありません)

でも、気になる音質はどうなんでしょうか。

ということで、音質面で明らかに不利と思われる極端な構成で確認しました。この構成で音質差が視聴上わからなければSoundgenic案が有力な案として浮上します。

以下の構成を組み立てました。

  • 余っているThinkPad E430に「Universal Media Server」を導入し、DLNAサーバーとして稼働
  • ThinkPad E430はfidataとWiFiルータ経由で同一LANに設置
  • fidata music applにてThinkPad E430内の音源をRME ADI-2 DACとUSB接続したfidata経由で再生

なんと、fidataに保管した音源との差がわかりません。これは衝撃の結果です。このThinkPad E430ですが直接USB経由でRME ADI-2 DACに接続してfoober2000で再生すると、fidataとの音質差は月とスッポンです。

音質を決めているのはUSB-DACと直接接続してるfidataのみです。今回テストで使用したPCはWiFiでオーディオ用LANと物理的には分離している効果も大きいのかもしれません。

このままPCを使ってもいいのですが、Soundgenicは安価ですので、現実解としては

  • Soundgenicを購入
  • 無線LAN子機で同一LANに参加させる
  • Soundgenicの電源は付属のACアダプターでもよい。但し、オーディオ用のOAタップからはとらない
  • 静粛性の観点からSSDに換装

もしくは

  • Soundgenicを購入+SSD換装
  • 有線LANでfidataと接続
  • アナログ電源の採用

 

実験したものをそのまま使っても良いのかもしれません。(実質タダです)
  • ThinkPad E430に「Universal Media Server」を導入し、DLNAサーバーとして稼働
 
ストリーミングで配信されたアルバムをレンダラー経由で再生して音が良いということと同じことだと気づきました。もちろん、この場合レンダラーの品質は重要です。
 
以下のスクリーンショットWiFi接続のThinkPad E430に「Universal Media Server」を入れた状態でfidataから再生した画面。きちんとタグ処理がされています。音質の差がないのがある意味ショックです。PCのノイズを遮断しているのと、単なるファイルサーバーとして使えば、入れ物はなんでも良いということです。重要なのはRME ADI-2 DACと直接つなぐ機器です。オーディオのロマンも何にもないですね。

AudioQuest USB2 Carbon続投中

結論

  • USB DACで使用するUSBケーブルの音質への影響は大変大きい。
  • 今のところ万能ケーブルにはたどりつけていない。複数のケーブル使い分けが現実的か。
  • Oyaide d +USB classA rev2は安価であるが侮れない。

混沌とするDACNAS間のUSBケーブル選び。比較的安価なAudioQuest USB2 Carbonを使用して約2か月が経過しました。導入当初の感想は交換前のAcoustic Review USB-1.0PL-TripleCの良さは認めつつ、

  • バランスが良い
  • 音量を上げることができる

といったことでした。

使用開始から2か月を経過しました。音質傾向は変わらず気に入っておりますが、Acoustic Review USB-1.0PL-TripleCで感じた突き抜け感が欲しい時があります。この突き抜け感は全体のバランスとのトレードオフのため、AudioQuest USB2 Carbonを採用したにも関わらずです。

Acoustic Review USB-1.0PL-TripleCは既に手元にありませんし、これは一度手放してもう一度購入し、再度手放したものです。麻薬的な良さはあるのかもしれませんが、当方の環境ではバランスがとれないのです。ここで再度、Acoustic Review USB-1.0PL-TripleCを調達したいという気持ちはあるのですが、同じことの繰り返しになると考えています。AudioQuest USB2 Carbonを使用しつつ、他の選択肢を考えてみます。万能ケーブルは無いと悟り、廉価版のAcoustic Revive R-AU1-PL1.0を再度入手し、気分やソースによって使い分けるのも良いのかもしれません。

意外なことですが、とても安価なOyaide d +USB classA rev2も良かったりします。

ぶっといジャズ向きの音がします。音がスイングします。これは安すぎます。実はこっそりと常用しています。Belden88760(XLRケーブル、RCAケーブル)のような魅力があります。

WP4U プエルトリコ 12m FT8で交信

ここ数日、サンスポットナンバーは低迷しておりますが、ハイバンドは好調です。

今朝は1時間の運用でバンドニューが4つ増えました。今までハイバンドをやっていなかったことがわかっちゃいますね。FT4は交信が終わると立て続けに呼ばれることが多いです。多くの局にとってFT4はモードニューになるためでしょうか。

12mではWP4U プエルトリコと交信することができました。

信号が安定しないようでリトライが多いですが、最後まで付き合っていただけました。途中でコールいただいたPE1PINとは、この後、交信できました。

3D2RRR ロツマ島 LoTW CFM

Clublogでカード請求後、ログがLoTWにアップロードされCFMできました。今回は10mがバンドニュー、それ以外は多くのバンドでデジタルモード・ニューでした。160mの運用がなかったのが残念です。

RR73のなかった交信は再度交信しましたが、RR73のなかった交信の多くはログに載っていました。また、同一交信でもリトライが発生したものは1分違いで複数のログが載っていました。したがって、重複具合はご覧のとおりですが、不作為に保険QSOをしたわけではありません。

各バンドワッチしていますが、常設局だけだと頭打ち感がでてきました。ペディションを追いかけるのが効率が良いです。

7X3WPL アルジェリア 20m FT4で交信

深夜や早朝にアフリカやEUがオープンしています。

今朝は7X3WPL アルジェリアと交信できました。なんとニューエンティティでした。他にも以外な場所を取りこぼしているかもしれません。

QRZ.comのログではCFMできていました。LoTWもそのうちアップロードしてくれることでしょう。

LoTWへのアップロード頻度は高くないようです。気長に待ちます。

この後、3分間の間に4局から立て続けに呼ばれました。FT4は交信時間が短いためログ画面とWSJT-X画面が目まぐるしく切り替わりあせりました。

ever/オフコース(1980年) あの日 あの時/小田和正(2016年) 最新の録音とマスタリングの勝ち

オフコースのベストアルバムである「ever」のSACD盤のDSD64(2.8MHz)音源を聴きます。収録されている音源の年代は1980年前後だと思われます。

いやぁ。これは実に素晴らしいです。当時にタイムスリップします。私はアナログ世代(レコード盤)世代ではありませんが、おそらく当時聴いていたと思われるレコードのサウンドはこんな感じだったのでしょう。

さて、小田和正さんがオフコース時代のアルバム曲を再度歌ったアルバム「あの日 あの時」(Disk 1)(2016年)のCD盤のWAV44.1KHz/16bit音源を聴きます。音源フォーマット的にはeverのDSD64音源の方が有利ですね。

なんて鮮烈でビビットサウンドなんでしょう。空間にサウンドが「スパーン」と拡がります。心をわしづかみにされます。これは素晴らしいです。最新の録音とマスタリング技術の成せる技だと理解しました。

至極当然の結果なのかもしれませんが、音源フォーマットの差は録音とマスタリング技術の差を埋めることはできないです。

オフコース時代から30数年後に同じ曲を歌っている小田和正さん。素晴らしい声です。年齢を全く感じさせられません。本当に素晴らしいです。

優秀録音盤しか聴けないF1カー的なオーディオではなく、どんなアルバムでも聴けるシステムを目指して30年。ようやく私のシステムはゴールに到達したようです。

NAS: fidata HFAS1-S20
DAC: RME ADI-2 DAC fs
Amp: Accuphase C-3850+P-7300
SP:   Vienna Acoustics Beethoven Baby Grand(初代)