オフコースのベストアルバムである「ever」のSACD盤のDSD64(2.8MHz)音源を聴きます。収録されている音源の年代は1980年前後だと思われます。
いやぁ。これは実に素晴らしいです。当時にタイムスリップします。私はアナログ世代(レコード盤)世代ではありませんが、おそらく当時聴いていたと思われるレコードのサウンドはこんな感じだったのでしょう。
さて、小田和正さんがオフコース時代のアルバム曲を再度歌ったアルバム「あの日 あの時」(Disk 1)(2016年)のCD盤のWAV44.1KHz/16bit音源を聴きます。音源フォーマット的にはeverのDSD64音源の方が有利ですね。
なんて鮮烈でビビットなサウンドなんでしょう。空間にサウンドが「スパーン」と拡がります。心をわしづかみにされます。これは素晴らしいです。最新の録音とマスタリング技術の成せる技だと理解しました。
至極当然の結果なのかもしれませんが、音源フォーマットの差は録音とマスタリング技術の差を埋めることはできないです。
オフコース時代から30数年後に同じ曲を歌っている小田和正さん。素晴らしい声です。年齢を全く感じさせられません。本当に素晴らしいです。
優秀録音盤しか聴けないF1カー的なオーディオではなく、どんなアルバムでも聴けるシステムを目指して30年。ようやく私のシステムはゴールに到達したようです。
NAS: fidata HFAS1-S20
DAC: RME ADI-2 DAC fs
Amp: Accuphase C-3850+P-7300
SP: Vienna Acoustics Beethoven Baby Grand(初代)