無線とピュアオーディオ JN1NBU

無線とピュアオーディオ JN1NBU

2015年11月に再開局しました。25年間のブランクがあります。ピュアオーディオは私の中では「あがり」と考えていますが新製品が発売となるとつい気になってしまいます。沼とならないよう自制するのが大変です。

DELA N1Z/3-S20の電源ケーブルをBELDEN PS9364に変更

DELA N1Z/3-S20の電源ケーブルはSAECのAC-3000にAETの金メッキプラグで作成したものを使っていました。

これで良いと評価していましたが、様々なアルバムを聴いていると何か違和感があります。音に芯がなく、愉しめないということに気づきました。

DELA N1Z/3-S20 付属の電源ケーブルはオーディオ用の高純度銅や高精度銅などの特別なものではなく、パソコンなどで使用する普通の電源ケーブルと見受けられます。そのため、オーディオ用の特別な導体では音合わせが難しいと考え、BELDEN PS9364を調達しました。このケーブルはシールドは強化されてはいますが、導体は軟導線ですので、オーディオ用ではなく普通の電線です。

製品パッケージより抜粋)

使用しているケーブルはBELDEN 19364 1,000円/mですので、自分で組み立てれば安上がりですが、サウンドハウスのポイントがありますので、それで完成品を購入しました。

完成品ですので、さすがにきれいに仕上がっています。

「組み上げは日本国内のオーディオ専門工場で、ハイエンド製品を組み上げている熟練工が1本ずつ丁寧に組み上げをおこなっている」と製品パッケージに記載がありますので品質は確かだと思われます。念のためコネクタを分解して結線状態を確認しましたがきれいに処理してありました。

早速音出しです。1時間程度で音が安定してきました。あまりエージングは意識しなくてもよさそうです。

結果は狙いどおりです。なかなか狙いどおりとなることはないのですが今回は成功です。

  • ピラミッドバランスで低域から中域に力感や芯があり、聴いていて楽しい
  • 高域にかけての抜け感は変わらず、きもちが良い

RME ADI-2 DAC fsで使用しているオーディオデザインのトランス式電源はSAEC AC-3000とAETの金メッキプラグの電源ケーブルを使っています。これはいい感じですので、この部分の変更は今のところ考えていません。

オーディオデザインのトランス式電源の電源ケーブルは検討中です。付属の電源ケーブルもいい感じですが、SAEC AC-3000のブリリアントな感じも好みです。

オーディオ機器の電源ケーブルは最も音が変化する部分であり、基本は製品付属のものを使うべきです。付属品でメーカーは音を合わせているからです。Accuphase電源ケーブルは付属品から変えるつもりはありません。

しかしながら、チューニング要素として使える部分ですので、様子をみながらスパイスを調合するイメージで変更して楽しんでいます。スパイスですので組み合わせには注意が必要となります。また、使いすぎは素材の良さをスポイルしてしまいます。

 

番外)使用している電源プラグ ハッベル HBL8215CT

おいおい嘘だろ!? BELDEN PS9364よりも高い値付け。真鍮非メッキのプラグですので、1,000円~2,000円が妥当でしょう。オーディオブランドの値付けだとしても5,000円位じゃないのかなぁ。円安とインフレの影響でしょうか。

これでなくても代替品はいくらでもあります。