注文から3週間弱で到着しました。出荷前に全ての製品で性能試験を実施するため納期がかかります。
外部電源のDC 15Vは同社より専用電源が用意されていますが、予算の関係で手持ちのDC 12Vの中華電源の電圧を15Vに調整したものを使用します。DCケーブルはOyaide DC-3398のプラグをDC-2.1Gに変更したものを使用します。
念のため、中華電源の電圧を確認します。大丈夫ですね。
設置しました。
本来の性能となるためには電源ONから2週間必要とのことです。有名なMUTEC REF10もそれくらいかかるらしいのでマスタークロックは試聴会向きではないですね。但し、以下にも書いていますが、2時間程度の暖気運転でもその良さがわかります。
2時間程度で特性が安定し始めるようなので、早速聴いてみました。
- SOULNOTE D-2の内蔵クロックは良くできています。聴いていると幸せな気分です。豊かな時間が流れます。
- マスタークロックを入れると、空間が拡がります。奥行がでます。音がやわらかくスムーズになります。
- 人の声がとにかくリアル。ハッとする瞬間があります。
- これは外せません。2週間後が楽しみです。
同社のマスタークロックはグレードごとにOP番号があり、私が購入したものはOP14です。OPによる価格差はとても大きいです。SOULNOTE D-2の内蔵クロックはかなりの性能と考えていますので、OPの下限はどこにあるのでしょうか。選択するOPによってはSOULNOTE D-2の内蔵クロックの方が良いという結果もありうると考えています。
個別に試験成績表が添付されています。
気にしなくてはいけないのは「アラン分散」と「位相雑音」でしょうか。どちらも上位グレードの値を満たしていますが、測定誤差や性能の長期保証という観点からマージンをとってOP14としているのだと推測します。