無線とピュアオーディオ JN1NBU

無線とピュアオーディオ JN1NBU

2015年11月に再開局しました。25年間のブランクがあります。ピュアオーディオは私の中では「あがり」と考えていますが新製品が発売となるとつい気になってしまいます。沼とならないよう自制するのが大変です。

サイバーシャフト 10MHzマスタークロック Palladium OP14 到着

注文から3週間弱で到着しました。出荷前に全ての製品で性能試験を実施するため納期がかかります。

外部電源のDC 15Vは同社より専用電源が用意されていますが、予算の関係で手持ちのDC 12Vの中華電源の電圧を15Vに調整したものを使用します。DCケーブルはOyaide DC-3398のプラグをDC-2.1Gに変更したものを使用します。

念のため、中華電源の電圧を確認します。大丈夫ですね。

 

設置しました。

本来の性能となるためには電源ONから2週間必要とのことです。有名なMUTEC REF10もそれくらいかかるらしいのでマスタークロックは試聴会向きではないですね。但し、以下にも書いていますが、2時間程度の暖気運転でもその良さがわかります。

2時間程度で特性が安定し始めるようなので、早速聴いてみました。

  • SOULNOTE D-2の内蔵クロックは良くできています。聴いていると幸せな気分です。豊かな時間が流れます。
  • マスタークロックを入れると、空間が拡がります。奥行がでます。音がやわらかくスムーズになります。
  • 人の声がとにかくリアル。ハッとする瞬間があります。
  • これは外せません。2週間後が楽しみです。

同社のマスタークロックはグレードごとにOP番号があり、私が購入したものはOP14です。OPによる価格差はとても大きいです。SOULNOTE D-2の内蔵クロックはかなりの性能と考えていますので、OPの下限はどこにあるのでしょうか。選択するOPによってはSOULNOTE D-2の内蔵クロックの方が良いという結果もありうると考えています。

個別に試験成績表が添付されています。

気にしなくてはいけないのは「アラン分散」と「位相雑音」でしょうか。どちらも上位グレードの値を満たしていますが、測定誤差や性能の長期保証という観点からマージンをとってOP14としているのだと推測します。