無線とピュアオーディオ JN1NBU

無線とピュアオーディオ JN1NBU

2015年11月に再開局しました。25年間のブランクがあります。ピュアオーディオは私の中では「あがり」と考えていますが新製品が発売となるとつい気になってしまいます。沼とならないよう自制するのが大変です。

オメガ スピードマスター トリプルカレンダー 3523.80 オーバーホール修理

2001年に家電量販店で衝動買いしたものです。当時は円高でもあり、並行輸入されたものがいたることろで安価で販売されていました。確か15万円程度だったと記憶しています。時計マニアではない当方にとっては高価な買い物でした。

本来、機械式時計は5年に1回程度オーバーホールをしなくては初期性能は維持できないということは購入後に知った事実でした。そのオーバーホールの費用ですが、機構が複雑なクロノグラフは7万円程度することを知り、大変驚きました。購入価格の約50%です。

ということで壊れるまでオーバーホールせずに使うという決断をしたのですが、2012年に新しいプロジェクト先に異動となった時に、勤務先近くに時計修理/オーバーホール専門店があり、4万円程度でオーバーホールできることが分かりました。正規修理店ではないのですが、価格面の差は大きいため、オーバーホールに出しました。全く問題のない仕上がりでした。

オーバーホール後はその時計は殆どつけることはありませんでした。ケータイやその後のスマホ時代となってからは、時間を知るために腕時計は必要なくなってしまったからです。

この時計のことはすっかり忘れて日々を過ごしておりましたが、2020年の暮れに部屋を整理した時に、この時計が目に入りました。懐かしい気持ちのあり、ゼンマイを巻くと、そのタイミングでゼンマイが切れてしまいました。腕時計をする習慣がすっかりなくなってしまったこともあり、このまま修理せずにしまっておこうかと考えましたが、20年前に衝動買いしたことや、その時の懐かしい出来事が思い出され、また使ってみたくなり、修理に出すことにしました。前回修理に出した修理店をネットで検索すると、自宅近くにも店舗があることが分かりました。コロナ禍のため、予約制となっておりましたので予約して店舗に伺うと、その場で分解して見積もりをしてくれました。ゼンマイとゼンマイを自動巻きする時のおもりを支えているベアリングの交換が必要とのことでした。オーバーホール修理の見積もりは5万円でしたが、修理することにしました。

年明けに修理が完了し、何度か身に着けましたが、やっぱり日常的に必要なものではないんですよね。結局殆ど使うことはありませんでした。たまに思い出すと時刻を合わせています。今も時刻を合わせてゼンマイを巻きましたが、2ヶ月ぶりに動かしたことになります。久しぶりに身に着けてみたくなりました。

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