無線とピュアオーディオ JN1NBU

無線とピュアオーディオ JN1NBU

2015年11月に再開局しました。25年間のブランクがあります。ピュアオーディオは私の中では「あがり」と考えていますが新製品が発売となるとつい気になってしまいます。沼とならないよう自制するのが大変です。

30年間のオーディオ歴でわかったこと。自分にとってお気に入りの音を手にいれるには

機器やスピーカーの買い替え、クリーン電源の導入、あらゆるケーブルの交換、DACオペアンプの交換など、オーディオ趣味としては一通りのことをやってきましたが、ようやく満足のいく音を手に入れることができました。なお、私はCD世代ですので、アナログ(レコード)はやっていません。また、サラリーマンですので、資金が潤沢にあるわけでもありません。

30年間のオーディオ歴でわかったことは次のとおりです。赤文字部分が特にお伝えしたいことです。潤沢に資金があるのであれば別のアプローチがあるのかもしれません。例えば100万円のケーブル、数百万円の機器やスピーカーの導入など資金力での解決です。(資金力で解決できることを保証する訳ではありません。)

  • 機器やスピーカーをいくら試聴しても良し悪しはわからない。時間の無駄である。これはというものを購入して年単位で使用して、初めて自分にとっての良し悪しがわかる。したがって、買い替えを前提に機器は購入する。つまり勉強代が必要ということです。
  • メーカー製の機器に手を加えて、もっと良くしてやろう。なんて間違っても考えないことです。メーカーは社運をかけて音作りをしています。好みに合わない場合は、機器を買い替えるべきです。
  • オーディオボードはスピーカーを設置する床が弱い場合は効果的である。
  • 機器の下に敷くオーディオボードやインシュレーターは躍動感が失われるものが多い。
  • 電源コードは機器の付属品を使用する。機器の美味しいところが活きてきます。
  • 電源タップもオーディオ用の重厚なものは使用しない。音への影響が大き過ぎます。
  • 壁コンセントもオーディオ用のものには交換しない。機器の特徴が変わってしまいます。
  • クリーン電源やアイソレーショントランスも音が変わり過ぎます。好みに合わない可能性もあります。導入するのであれば、好みに合わない場合は手放す勇気が必要です。私は全て手放しました。
  • 機器間のRCA、XLRケーブルはBelden 88760が良い。(他にも良いものがあるかもしれませんが、答えが分かっているので探す必要はないです。アキュフェーズ同士でしたら純正のケーブルで音合わせをしているので、それも正解です)
  • スピーカーケーブルは「太すぎるもの」「シールドが凄いもの」「銀コートされているもの」で良い結果となったものはありません。
  • CDをCDプレーヤーで満足のいく音で鳴らすのは大変難しい。ファイルオーディオに移行すべき。もちろんCDプレーヤーに100万円とか投資できるのであれば、その限りではありません。
  • 良い音で鳴っているのであれば、それ以上いじらない。(これが難しい。。。)

いや、お前、RME ADI-2 DACの電源、変えているじゃないか?というツッコミが聞こえてきます。はい、そのとおりです。オーディオ機器はケーブルも含めて音合わせされているのは事実です。基本変えるべきではないのですが、変更した結果、それが良いのであれば受け入れるべきです。

RME ADI-2 DAC付属の電源アダプターはスピード感があり、実はこの音も気に入っています。オールマイティな音です。たまに付属の電源アダプターに戻して聴いています。一方、今使っているリニア電源は、ベースのブリブリ感やドラムのアタック感がでるため、ジャズを聴く私には合っています。あくまでの、純正の音を基準(正)として考えています。

RME ADI-2 DACの電源アダプターはスイッチング電源ですが、必ずしも、スイッチング電源=音質が良くない。という訳ではありません。オーディオ用NASのfidataやDELA、LINNのシステムや海外製のオーディオ機器のいくつかはスイッチング電源です。要はメーカーがどのように音作りをするかで音質が決定されます。もちろん、ちゃんとした音作りのポリシーのあるメーカーの製品を選ぶのはいうまでもありません。

Accuphase E-650)

f:id:kerokerochan:20201206160235p:plain