ここ3ヶ月くらい、ずっと構想を温めてきたのですが、寒さに勝てずようやく本日実行に移しました。(もう160mのシーズンは終わっているのですが。。。)
今までシャントコイルは次の状態で運用してきました。80mバンド以上は良いのですが、160mではSWRが1.7であり、アンテナチューナーが必要でした。
- 直径3cm, 太さ2mmのエナメル線を9回巻
SWR : 160mは1.7、他のバンドは1.0~1.4
【9回巻のシャントコイル】
19回巻にすると160mバンドでSWRは1.2以下になりますが、他のバンドでは1.5~2程度となり実用に耐えません。そこで、シャントコイルのタップをリレーで切り替えることにします。
秋葉原の秋月電子でリレーとスイッチを調達です。手元のスイッチを入れるプラケースと状態を表すLEDは手持ちのものを使います。
シャントコイルをいれたタカチのケースを組み替えます。内部が狭いので何度かやり直し3時間くらいかかりました。シャントコイルは19回巻で途中9回巻のところでタップを取り出します。回り込み防止のため、リレーの電源ケーブルはトロイダルコア(FT-114-43)に巻きます。なお、ケースの外でも、同トロイダルコアに電源ケーブルを巻いています。
リレーとトロイダルコアは本来基板などに固定し、ケースにはねじ止めした方が良いのですが、スペースが足りないため、屋外での使用が可能な超強力両面テープで固定しています。このテープは利用範囲が広いため1つもっていると便利です。
手元スイッチは簡単に済ませました。但し誤操作が怖いので、電源ONを示すLEDはつけました。プラケースは加工が楽です。
160mでのSWRは1.2程度となりました。良い結果となり満足です。