無線とピュアオーディオ JN1NBU

無線とピュアオーディオ JN1NBU

2015年11月に再開局しました。25年間のブランクがあります。ピュアオーディオは私の中では「あがり」と考えていますが新製品が発売となるとつい気になってしまいます。沼とならないよう自制するのが大変です。

スクリュードライバーアンテナのシャントコイル 160m対応

ここ3ヶ月くらい、ずっと構想を温めてきたのですが、寒さに勝てずようやく本日実行に移しました。(もう160mのシーズンは終わっているのですが。。。)

今までシャントコイルは次の状態で運用してきました。80mバンド以上は良いのですが、160mではSWRが1.7であり、アンテナチューナーが必要でした。

  • 直径3cm, 太さ2mmのエナメル線を9回巻
    SWR : 160mは1.7、他のバンドは1.0~1.4

【9回巻のシャントコイル】

f:id:kerokerochan:20190323211721p:plain

19回巻にすると160mバンドでSWRは1.2以下になりますが、他のバンドでは1.5~2程度となり実用に耐えません。そこで、シャントコイルのタップをリレーで切り替えることにします。

秋葉原秋月電子でリレーとスイッチを調達です。手元のスイッチを入れるプラケースと状態を表すLEDは手持ちのものを使います。

f:id:kerokerochan:20190331154433j:plain

シャントコイルをいれたタカチのケースを組み替えます。内部が狭いので何度かやり直し3時間くらいかかりました。シャントコイルは19回巻で途中9回巻のところでタップを取り出します。回り込み防止のため、リレーの電源ケーブルトロイダルコア(FT-114-43)に巻きます。なお、ケースの外でも、同トロイダルコアに電源ケーブルを巻いています。

f:id:kerokerochan:20190331154950j:plain

リレーとトロイダルコアは本来基板などに固定し、ケースにはねじ止めした方が良いのですが、スペースが足りないため、屋外での使用が可能な超強力両面テープで固定しています。このテープは利用範囲が広いため1つもっていると便利です。

手元スイッチは簡単に済ませました。但し誤操作が怖いので、電源ONを示すLEDはつけました。プラケースは加工が楽です。 

f:id:kerokerochan:20190331155738j:plain

160mでのSWRは1.2程度となりました。良い結果となり満足です。

f:id:kerokerochan:20190331155849j:plain