無線とピュアオーディオ JN1NBU

無線とピュアオーディオ JN1NBU

2015年11月に再開局しました。25年間のブランクがあります。ピュアオーディオは私の中では「あがり」と考えていますが新製品が発売となるとつい気になってしまいます。沼とならないよう自制するのが大変です。

当ブログの副題 - ベランダアンテナで5バンドDXCC - と80mバンドの運用のコツ(弱小局限定)

当ブログの副題「ベランダアンテナで5バンドDXCCを目指しています」についてですが、その趣旨は「ベランダのアンテナで80mで100エンティティの達成は、アンテナおよびパワーの両面から困難ではあるが、可能性はあるので頑張ってみます」ということで、当然その達成には何年かかかり、途中で挫折する可能性もあるといった意味合いを込めていました。ところが、ブログ開設から半年で80mでの100エンティティを達成できてしまいました。つまり、ベランダアンテナでの80mで100エンティティ達成がさほど困難でないことが実証できてしまいました。

他の方のブログでも今シーズンは5バンドDXCC達成という記事が多くなっています。これはFT8の登場による効果だと実感しています。FT8はワッチしなくてはいけない周波数が固定ですので、オープンする時間帯はソフトを立ち上げておき、オープンと同時にコールすればクラスターに載る前にCFMできる可能性が高くなります。80mは参加者が少ないため、グレーラインの時間帯にワッチできれば100エンティティまではベランダアンテナでもさほど苦労せずにCFMできてしまいます。

もちろん、CWとの併用も必要です。80mのCWはノイズや周期の長いQSBとの戦いになりますが、これもペディション局やビックガンをコールする限りにおいては、相手のコールは分かっているため、こちらのコールとレポートさえうまく伝えれば良いので、QSBの周期が合えば交信が成立します。

また、相手のコールが分からず信号の存在のみが分かる場合はRBN(Reverse Beacon Network)で相手のコールを確認し、ニューエンティティの場合は信号が浮き上がるまでそのまま待ち、信号が浮き上がったタイミングでコールすれば良いのです。RBNで探せない場合は世界中にあるweb SDRの併用も有効です。相手のコールをあらかじめ自局以外の設備で確認しますが、信号が浮き上がったところで交信しますので、相手のコールを受信できない状況で交信を成立させるわけではありません。ハイパワー局であればそれも可能(いわゆる「送り込み」という手法です)なのでしょうが当局の設備では無理です。

副題は「ベランダアンテナでも5バンドDXCCができる」くらいにした方が良いのかもしれません。あれ? 10mできてないじゃんって声が聞こえてきました。。。

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