無線とピュアオーディオ JN1NBU

無線とピュアオーディオ JN1NBU

2015年11月に再開局しました。25年間のブランクがあります。ピュアオーディオは私の中では「あがり」と考えていますが新製品が発売となるとつい気になってしまいます。沼とならないよう自制するのが大変です。

TS-480HX用の安定化電源の選び方

TS-480HX(200W機)は13.8V,41A以上の安定化電源1台もしくは20.5A以上のもの2台が必要となります。

当初はDIAMOND GZV4000(40A)を使用していました。40Aでは保護回路は働きませんので使用することができます。

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16,000円程度で購入でき、コスパの良い電源だと思いますが、以下の理由により使用を取りやめました。

  • SSBで送信すると安定化電源から、自分の声が聞こえる

この電源はスピーカが内蔵されているため、当初、このスピーカへの回り込みが発生していると考えておりましたが、発生源は、以下の写真の右下部分のコアに巻かれたコイルからでした。

「GZV4000 内部」の画像検索結果

このコイルに流れる電流がSSBの変調に伴い増減し、スピーカのように音がでてきてしまいます。SSBの最大パワーを50W程度にしても発生する困った状況でした。このコイルをシャーシから浮かしたり、さらに銅バンドで締め付けたりしましたが、改善の見込みはありませんでした。

ネットを検索すると、この電源に関して「回り込みが激しい」とコメントされている方がいらっしゃいました。ひょっとしたら同じ問題が発生しているのかもしれません。個体差かもしれませんが、この電源を使用される場合は、このような問題が発生する事例があったことを理解しておいた方が良いです。SSBを全く使用しないか、電源を離れた場所に設置できるのであれば問題ないを考えます。

現在はアルインコのDM-330MV(32A)を2台使用しています。コストやスペースの観点から1台で済ませたかったのですが、簡単かつ比較的安価に入手可能なものとして、この電源を2台購入することにしました。こちらは1台あたり16,000円程度で入手できます。メーカーは推奨していませんが、バッテリーの充電用途に使われているようです。そのためかハムショップよりも、ラジコンやロボット工作の専門店で安価に売られていることがあります。

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