清掃のため上蓋を外しました。密閉構造のため、ホコリの侵入はほとんどなくきれいな状態でした。
予想はしていましたが、N1A/3-S20との違いは筐体と電源ユニットの数のみと思われます。N1Z/3-S20はメインボートとSSDが別電源です。
価格差は3倍程あります。
- N1A/3-S20 264,000円
- N1Z/3-S20 825,000円
最初にN1A/3を購入し、素性の良さを感じましたので、その後、N1Z/3を購入しています。両方とも新シリーズへの切り替えのタイミングで購入していますのでこの価格よりは安く購入しています。
両者の違いは筐体と電源の差しかないように見えるのですが、音の拡がり、深み、質感、繊細さ、力強さ、ビシッと決まる定位、SN感、全く別物です。音は回路や部品だけは決まらないということです。
プラセボ効果であるかどうかは実際に手に入れてじっくりと聴いた方しかわからないです。YouTubeではハイエンドも安価な機器も音の差はないといった動画がみられます。多くの方が期待しているとおもわれる結論であり、いかにも受けが良さそうですが、鵜呑みにしない方が良いと思います。ピュアオーディオ以外の世界でも道具による差があることはその世界に携わっていらっしゃる方であればわかることだと思います。
DELAの前はfidataを使用していました。fidataも気に入っていたのですが、DELAの方が音が力強く私の好みです。fidataの音の消えゆくさまや余韻の美しさには特記すべきものがあります。本当は両方所有し使い分けると愉しみが拡がりますが、資金確保のため手放しております。
fidata、DELAともサブスクサービスの拡充やディスク再生への回帰(アナログ盤、CDなど)のためか、オーディオ専門店の中古でもお値打ちとなっているものが流通しています。両シリーズとも製品としては数年前に完成の域に達していますので、程度の良いものであれば手に入れるチャンスだと考えています。