無線とピュアオーディオ JN1NBU

無線とピュアオーディオ JN1NBU

2015年11月に再開局しました。25年間のブランクがあります。ピュアオーディオは私の中では「あがり」と考えていますが新製品が発売となるとつい気になってしまいます。沼とならないよう自制するのが大変です。

アパマンでもできる160m DX交信

そろそろローバンドシーズンが始まります。アパマンでも160mは十分に愉しめます。次の目標を検討されていらっしゃる方。挑戦してみるのはいかがでしょうか。

設備面からアパマンにとってはかつては参入障壁の高かった160mバンドでのDX交信。FT8の登場により、アパマンでも楽しめるようになりました。

当方の環境は以下のとおりです。必ずしも恵まれているわけではありません。

  • アンテナは全長3mのスクリュードライバーアンテナ+5mのロングワイヤー。DXCC 100近くまではロングワイヤーなしでやっていました。
  • ベランダは南側。地上高は20mですが、周りはもっと高いビルやタワマンに囲まれています。
  • パワーは200W。可能な限りパワーはあった方が良いです。

160mでのDX交信を始める場合、お勧めは早朝のEU狙いです。比較的簡単に交信できますので「160mでDXができる!!」といったことの成功体験となります。

まずは11月~3月末頃まで、日の出前の2時間の運用がおすすめです。この時間にEUがオープンします。160mを運用されていらっしゃる方は、それなりの設備をお持ちの方が多いことから-15~-16dBで見えていれば交信できる可能性がとても高いです。冬場の毎日のワッチは寒く、体力的にも日中仕事をお持ちの方は(私がそうです)つらいので以下の感じでの運用スタイルがおすすめです。

  • まずはpskreporterなどで160mのオープン状況をベッドの中で確認。160mバンドはオープンが局地的でかつ短時間のことが多いため、クラスターにアップされることはあまりありません。コンディションがイマイチな時は体力確保のため運用を休むというスタイルです。
  • -15dB以上で受信できている局が狙い目です。パワーが足りないのでこれはやむを得ないです。
  • コールするJA局が多くても大丈夫です。精神論を言っているのではなく、日の出前後のグレーラインのブースト効果は局所的に発生し移動してきますので、自分のところが最も有利な瞬間にコールできれば交信できます。
  • 特定のエリアがオープンするのは数分程度のことが多いため、欲しい局を見つけたら躊躇せずにコールするようにします。

すぐに30エンティティ位にはなると思います。160mの愉しみが分かれば、この先も続けられます。

160mの運用に慣れ、愉しみと感じられるようになれば、近場のペディション狙いはいかがでしょうか。近場はCWでも交信できます。近場なので簡単にできるそうですが、先方の設備が限定的なことや、グレーラインをうまく使えない場合は交信が難しかったりします。一方、困難を乗り越え交信できた時の愉しみは格別です。

 

5Z4VJ ケニアとの交信)まさかアフリカとできるとは思ってもいませんでした。午前4時台の交信です。早朝が勝負です。

LU8DPM アルゼンチンとの交信)南米は双方が夜となるタイミングが短く難易度が高いです。RR73が受信できませんでしたが大丈夫でした。こちらは17時~18時での交信です。

CWもできます)近場はCWでもできます。