ベルデン 1192a。このプラグ込みで1本1,000円にも満たないケーブル。1週間程使用し、サウンド的にこなれてきたことと、プラシーボ効果の影響もなくなってきたことでしょうから、ここで再度評価します。比較対象は交換前に使用していたアキュフェーズのASL-10(27,500円/ペア)です。
- アキュフェーズのASL-10の方が僅かに余韻が長いような気がする。
- 低音の沈み込みには差はない(と思う)
- 臨場感はベルデン1192aの方がある。これは気のせいではない。
- あれっ。ケーブル変えたんだっけ。。。。。。
結論)どちらのケーブルでも良い。ジャズに合うのはベルデン1192aかも(かもっていったレベル)
うーん。もうケーブル漁りは止めようと思った瞬間です。前回も書きましたが、これが分かるようになるまで20年かかりました。もちろん、ケーブルで音は変わりますので、なんでもよいというわけではなく、必要な性能を満たしているものを選択する必要があります。ベルデンやカナレから選んでいる限り、いくら試しても懐には優しいですね。
RME ADI-2 DAC(2番ホット)~アキュフェーズ E-650(3番ホット)をバランス接続するため、ベルデン88760にXLRコネクターをつけたクロスケーブル(3番ホット仕様)を発注しています。本日到着予定ですので、1週間程使用した後にレポートします。
アキュフェーズ E-650はスイッチで2番ホットに変更できますが、メカニカルスイッチではないため、再びスイッチを押してしまい、元に戻ってしまうことを気にしていますので、クロスケーブルで対応します。XLRコネクターのピン配列は2番ホットが世界標準なので、3番ホットの機器とかはやめて欲しいです。アキュフェーズは創立当初の機器もメンテナンス可能ですので過去の資産からの継続で規格は変えられないという事情があるのだと理解しています。
毎回同じことを書いていますが、ケーブルで音が変化するのは事実です。また、高価なケーブルで劇的な変化があるのは経験しております。但し、本当に良くなっているのか評価が難しく、いつまでもゴールにたどり着けません。「いやっ、オレは正しく評価できるゾ」という達人以外、ケーブル行脚はお薦めできません。適当なところで手を打つべきです。
ベルデン 88760) 本来はオーディオ用でなく、非常用ベルの配線ケーブル。耐熱性/耐候性を高めるため、被膜にテフロンを使っているのが功を奏しているのかもしれません。
Mercy,Mercy,Mercy!/ Cannonball Adderley) 素晴らしいライブアルバム。タイトル曲は多くのアーティストがカバーしていますね。どの演奏も素晴らしいです。何度聴いても新たな発見があります。