今から10数年前のことですが、息子とポケモンカードゲームにハマっていました。
先日、息子が「懐かしいものを発見した」というので見てみると、当時の公式大会で息子が優勝した時にもらった「ミステリアス・パール」が見つかりました。他のカードといっしょにデッキケース(カードケース)に入っていました。わざわざ大切に取っておいたわけではなく、忘れ去られていたからこそ残っていたのだと思います。子供の部門は参加者は多いのですが、最終的にはカードを大人買いした「ガチな親子」数人の戦いですので、優勝したといってもあまり自慢できるものではありません。結局レアカードをカードショップやヤフオク等で大人買いした者が優勝に近づきます。子供の遊びの域を脱しています。ズルいですよね。(どのカードゲームも同じ構図です)
息子が小学校高学年になるにつれて我が家でのブームは去っていきました。レアカード入手のために散々散財したのも今となっては懐かしいです。せっかく入手したレアカードも定期的に発売される新シリーズの登場によりやがて使用できなくなりますので、散財し続けることになります。
「ミステリアス・パール」は、最強のカードの1つでしたが、現在は使用できないようです。
先日とある記事を見ていると、ポケモンカードを販売日に箱買いして、ネットで利益を上乗せして販売していることが問題視されていました。我が家でブームだった10数年前も発売日に大量に箱買いして、レアカードを見つけるとカードショップやヤフオクで転売したりしていましたので構図は変わっていないようです。
失敗したり、ハマったり、散財したことの方が思い出としてより鮮烈に心に残っていますので、合理的でない行動も悪くはないのかもしれません。