以下の記事の続きです。
ベランダアンテナの私の一押しはHI-Qシリーズのスクリュードライバーアンテナです。
理由は
- 160m~6mまで運用できる。
- デジタルモードで長時間運用も安心な耐入力(1,500W PEP)
以前はキャパシティーハットなどのオプションを追加しても10万円程で入手できましたが、米国での物価高と円安のダブルパンチのため、現時点では約20万円となっています。現在、日本の代理店での取り扱いはなく米国から個人輸入する必要があります。
それでも、あれこれ試行錯誤するよりも、これを調達してしまうのも一つの考えでもあります。
ベランダアンテナでも160mや80mでこれだけできるのです。もちろん、入感している時間は数分間のことも多く、クラスターは意味をなさないことが多いです。早朝のワッチが全てです。
アンテナ本体)
キャパシティーハットと延長ロッド)他にステンレスエレメントが必要です。
入手の手間や期間(個人輸入のため)や価格のことを考えるとミニマルチのAPA-40が候補となります。FT8での運用を考えるとAPA-4(耐入力:0.3KW)では厳しく、APA-4DXが(耐入力:2KW)が候補となります。
問題は160mや80mのローバンドの運用やWARCバンドである10m/17m/12mバンドでの運用です。ATUやベースローティングコイルを追加して対応するのが現実的でしょうか。しかしながら、FT8 200Wでの使用に耐える市販のATUは高価です。
このようなキット(ATU-1000W N7DDC)を防水ケースに入れてアンテナ直下に入れてしまうのが良いと考えています。
ベランダスペースに余裕があるのであれば、10m/17m/12m用としてAPN-3(APA-3のハイパワー仕様)を設置するという方法もあります。当方のベランダの状況では2本使いはスペース的に厳しいかな。
APA-4DXをベースとしてATU-1000W N7DDC、80mや160mはベースローディングコイルやロングワイヤーの追加で対応。費用は合計で10万円程度というのはいかがでしょうか。