アマチュア無線 JN1NBU

無線とピュアオーディオ JN1NBU

ピュアオーディオに関しては幾度となく買い替えを繰り返してきました。好きな音の傾向がつかめた段階で可能な限り予算をつぎ込むのが限られた人生の時間を有効に愉しむ秘訣です。という結論に到達するのに20数年かかりました。アマチュア無線はロケーションしだいです。現状はいかんともしがたいので、ほどほどの設備で愉しめる範囲でやっています。ちょっとした成果を喜ぶ気持ちを大切にしたいものです。

HI-Q ピラニア 5/80R 200W運用で壊れた理由(Rain-Xでのメンテナンスが必要)

2か月程前にHI-Q ピラニア 5/80Rのコイル部分の樹脂が炭化して、あれこれ修理を試みましたが、結局、あきらめて分解した経緯を記事にしました。

同様の事象が発生した場合は、炭化した部分を丁寧に除去し、FRP樹脂化する接着剤で補修すれば修理可能ということもわかりました。今回分解してしまったため、粗大ごみとなってしまいましたが、これは授業料と考えています。

現在はHI-Q ピラニア5/80Rを使用する前に使っていたHI-Q ピラニア 4/80を使用しています。200WでFT8のパイルアップに1時間程度参加しても、コイル部分はほんのり暖かくなるだけであり、コイル部分が炭化するような温度になるとは思えない状況です。

つまり、200W程度の連続使用では、このアンテナは壊れないということです。

コイル部分の樹脂が炭化した原因は別にあると考えた方がよさそうです。

マニュアルをひっぱりだして確認すると以下の記述があります。

Keep the coil clean!
Warning
Damage from arcing due to road grime is NOT covered by your warranty! Keep your antenna clean! Road grime can be conductive and cause arcing. Clean the coil with Rain-X™ at regular intervals.
We have measured on a “LIGHTNING” hit coil where the DIRTY side was as low as 220 OHMS!!! The dirt has give a PATH for the high voltage to travel down to the TUNED frequency (i.e.: where the CONTACTOR was located). At 500 watts the voltage is OVER 10,000 volts!!! At a kW is 23,000V. REDUCE the power when weather is winter like, slushy salted roads and foggy. Protect your investment.

(超意訳:コイル部分に付着した汚れがコイルのインピーダンスを下げ、コイル部分の放電の原因となり、コイルを破損させます。Rain-Xで定期的にコイル部分をきれいな状態としてください)

このアンテナはポリカーボネートの筒の内側にへばりつく形でコイルが巻かれています。そのため、コイル部分の汚れの影響を受けてしまうようです。これがコイル部分の樹脂が炭化した原因なのかもしれません。炭化した部分は送信にともない熱をもち、さらなる炭化を促進し、最後はコイル部分が壊れてしまいます。

当アンテナの設置場所は海からも近いため、塩害など導電性の汚れがコイル部分に付着することが想定されます。定期的にRain-X(類似品はいくらでもあります。これでなくても良いとは思います)でコイル部分を拭き上げるようにします。