タイトルのとおりです。DXV600L 2台を電力合成しKW運用できるようになります。
1台では価格面やサイズから魅力的なDXV600Lですが、これを2台購入し、電力合成器まで購入すると、価格面では他のKWリニアとの差別化は厳しいかもしれません。
メリット)
- 省スペース
- 高効率のため、100V電源でKW運用が可能(たぶん。。。)
- ローバンドは他のKWリニアよりもパワーが出るかも
デメリット)
- 操作が自動化されていないため、2台のリニアのバンド切り替えがバンドチェンジのつど必要となる
- 他のバンドで間違って送信すると内蔵のローパスフィルターを焼損するかも
- ハイバンドはKW運用できない
- 10mバンド/6mバンドに対応しない
ローバンドを中心に運用され、バンドチェンジを頻繁に行わないのであれば、良い選択だと考えます。
しかしながら、現在、アイコム、八重洲無線、KENWOODともリニアアンプは製造しておりません。これは困った状況ですね。
結線図)電力合成器は自作できそうですが、バランス検出と保護回路、不要輻射を発生させないケースデザインなど考えると製品を購入した方が良いと考えます。